仕事の打ち合わせで、昼間の野毛に出かけた。 野毛といえば夜。きらびやかなネオン、千鳥足の酔客に親しんできたおじさんには、明るい野毛は新鮮に映る。 冒頭の写真は「野毛の漢方薬局」。正式には松葉製剤研究所というらしい。なかなかいい建物でしょ。とくに2階部分が好きだなぁ。 6本並ぶギリシャ建築風の柱。日本郵船歴史博物館の迫力には及びもしないが、野毛町内では異色の建築である。 2階には、山手の洋館でよく見かけるような上げ下げ式っぽい窓も付いている。その桟は新しいサッシ素材に換えられているようだが、上部のアーチ模様と一体になって洋館的な雰囲気を演出している。 外壁は何で造っているのだろうか、見た感じは砂の洗い出し風だ。このような表面の仕上げはどことなく和風。 そして売っているものが漢方薬とくれば、この建築物は1棟で和洋中を併せ持つ優れものといえるのではないか。店の前を通るたびに、私は立ち止まってしばらく眺め続けることが多い。好きだなぁ、こんな建物。 アーチの下には花綱飾り風のレリーフもある。 右側の建物はバー「魂屋」。カラフルに塗りたくってしまっているが、もともとはシンプルな色彩の古い建物だった。 こちらは屋根自体が丸みを帯びている。その下に配置された四角い穴の連続は意味不明だが、この建物の重要なデザインになっているようだ。 「魂屋」の隣。インパクトのある看板だ。もうずいぶん昔に、ここでラーメンを食べたっけなぁ… 宮川町にある「日の出理容院」。もう何年も前に現役をリタイアした店のようだ。内部も相当レトロだったんだろうね。 一度、行っておけばよかったなぁ。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」ランチ情報はコチラ⇒ |
会社が新山下なので、中華街の記事は参考にさせて頂いています。
いつも楽しく拝見させて頂いておりますが、酔華さんが建築物にも
興味があったとは、新しい発見でした。
戦後の古い建物が消えて行く中、探すと界隈にはまだまだ有ります。
私もちょっとですが撮りためています。
話それましたが、床屋は正式には18時開店らしいですが、たぶん
21時頃から開店(臨時休業よくありますが)してる事が多いです。
基本500円です。
私も先日野毛に行ったとき、古い建物がいっぱいあるよなあ!って思ってました。
特に「まこ」っていうお店!
アーチ型の装飾といい、以前は何屋さんだったのか。。。
ってこともそうなんですが、
傾いてましたよね!かなり!
もうその傾き加減がすごく気になって仕方なかったです(^^;)
日の出理容院はバーとして営業しているんですか!そんな風には見えないですねぇ。
よくいらっしゃいました。私も「散歩の凡人」を拝読しております。なかなか視点がいいですね。
ところで、基本が500円って、どんな基本なんですかねぇ
確かに傾いていますね。この微妙な傾斜がまた良い。
生ビールや洋酒等は500円から。ソーダ割やカクテルなどの場合は600円~。
日の出理容院は長くて言いにくいので、床屋と言われる方が多いようです。
美人店主が迎えてくれます(開店していたらですが)。
この方の行きつけですね。
http://ameblo.jp/hide-gsp/
http://ameblo.jp/hide-gsp/entry-10103829257.html
「まこ」
先日図書館に行く途中に見つけました。
傾いていましたね~~
こちらも気になっております・・・
床屋さんの跡が飲み屋さんになっているんですね。むかし、東京でほとんど風呂屋のまま呑み屋に転用しているのがあったっけ。