人は人と人の間で迷うから人間なんだ。
どんな自己中のやつだって、身近な人への配慮はする。
だから、自分軸と他人軸で迷う。
それに集団Aと集団Bのどちらに軸足を置いて判断するかでも迷う。
それに政治をするときだって、どんな首相や財務省幹部だって、あだ花的にバラマキをしたい。
今回の給付金のように、十八歳以下の人々に限ってお金をばらまいたというのは、ある意味迷いのないことだ。
迷い。
迷うから人間なんだ。
よく見てごらん。
本能のままに生きている犬猫小鳥だって、迷う。
人間が迷うには当たり前じゃないか。
逆に悟り済ませてぶれない人間のほうが、怖いぐらいだ。
が、その人達だって、内心では揺らいでいる。
そんなものなのだ。
誰でも迷う。
何かに迷ったら、
「ああ、俺も人間って種族の一人で、別に俺だけ人外だってことはないんだな。」と思ったほうが良い。
そんなわけである。
以上、管内十方面でいけもと
(そうそう、私が三方面と十方面を使い分けるときは、どんなときか推理してみると面白いよ。)