父の否定は掟の否定であり、母の否定は命の否定である。
確かに父親を軽視していた頃は私は悪ガキであったし、母親に逆らうようになった今は体調が不良である。
省みて和解しよう。
私の父親は無口だったが、要点をズバリとつく発言をする人だった。
私の母親はまるで海のような人であり、どんな人でも毛嫌いせずに受け入れる。
と、ここまで書いたらやっと長すぎた私の反抗期が終わったようだ。
さて、それはどうでもいい。
人類文明の一般方向は、どうやら、ありや蜂の世界を志向しているようだ。
かつては人間の単為発生などは夢や妄想の話であったが、もし小保方晴子さんのSTAP細胞の研究が実現されていたら、それも可能な話だったであろう。
人間の細胞をとって、アストリンゼントの発想によって細胞の成長を逆転させて若返らせ、そしてES細胞の発想で人間を発生させる。
バイブルに書かれていた処女懐胎が奇跡でも何でもなくなる。
きっと見えない世界政府が時期尚早と口封じに走ったのであろう。
(嘘です)
行き過ぎたジェンダー思想がSTAP細胞の実現と結合すれば、それこそ人間の単為発生が可能になる。
もし、彼女の研究を指導した笹井芳樹教授がご存命なら、この悪夢のような人間の単為発生が実現したかもしれない。
これは余談であるが、中世のヨーロッパで行われたホムンクルスの研究は、実は人間の単為発生を目指した研究だったのかもしれない。
何やら父や母を敬う話から、話は盛大にずれてしまったが、暇つぶしにこういうことを考えてみるのもいいのかもしれない。
以上、いけもと。