政治は科学である。
国家の繁栄を維持する科学群と、それを国民に適用するための心理学。
その両輪を持って、為政者は国民を統治する。
さて、旧陸軍の統帥綱領だったか統帥参考だったかに、
大軍の指揮は、方向を示して後方を用意するとある。
ちなみに後方とは、パンとサーカスのことである。
こちらの方はうまくいっているようだが、油断は禁物である。
そして方向を示すとあるが、何やら「改革!」と、声高に叫ぶ政治屋がいるが、一体どの方向に国民を導きたいのか、さっぱり見えてこない。
まあ、国土に他国の軍事基地があるから声高には叫べないが、
我が国の理念で我が国民が演出する、世界に冠たる日本!
そんな風にスローガンを掲げればいいのだ!
いつも「欧米に追いつけ追い越せ」で頑張るのだが、ナンバーワンになると、急に失速してだめになるのが、大和朝廷以来の日本の国際政治である。
隣の三カ国は「反日無罪!」をスローガンにしているが、日本をやっつけた暁には、彼らは目標を失い、この国々の存在意義自体に意味がなくなるのである。
だったら、それこそ歴史から学び、
「欧米に追いつけ追い越せ!」ではなく、
「我が国の理念で我が国民が演出する、世界に冠たる日本!」をスローガンにしようではないか!
敗戦前の日本のようにワールドパワーとして列国となろうではないか!
この勇ましい文を以て、政経記事の御用納めとします。
以上、管内芝区でικμτ。