最近は、ビジネスに疑問ばかりが浮上してくる。
まぁ、だからといって非営利に走る気はない。
理想も現実も全部含めて本気でビジネスに向き合うから、沢山疑問が出て来るんだろう。
二年前ある有名通信販売会社に就職した先輩が会社の意思として誇りを持って言っていた言葉。
当時一年だった私もなるほど!と聞いていた。
本当にいい商品なら衝動買いさせても構わない。
ふと思った。
本当にいい商品って誰が決めるの?
売り手だろうか。買い手だろうか。
良い悪いには必ず主観が入る。
世の中に絶対悪も絶対正義も存在しない。
ある有名嗜好品会社の理念的なものは、ディライト(期待以上の喜び)だった。会社から様々なディライトの事例を説明されたが、期待以下の内容だった。タバコ会社に禁煙希望者に対する禁煙支援事業を持ち掛けたら鼻で笑われた。
夢、希望、期待、善悪、喜び、悲しみ、怒り、楽しさは主観でしかなく、明確な基準がない以上、その理念を信用はしてはいけない。
企業理念的なものを説明会では大々的に出して話しているが、言っていることとやっていることが食い違っていないことの方が珍しい。
大人は嘘つきだ。
この大前提を持ってシュウカツしないと後々、痛い目をみることになるだろう。