ステンドグラスには、2種類の作り方があります。 私が 今までブログアップしてきた作品は
あのティファニーが考え出して ティファニー・ランプを作り出した技法で 周りに銅のテープを巻いて
テープの上を ハンダ付けで溶接していく技法です。 これは 細かい表現ができます。
そして もう1つは ヨーロッパの 古い教会のステンドグラスに 使われている技法で ケイムという
電車のレールのような 断面がH型の鉛で ガラスを組み立てていく方法です。
こちらは 厚みと重みがあり 見た目にも やや重厚感があります。
私が習っていた先生は 何故か ケイムを使った方法の作品は 作りたがらなくて 教えて貰えませんでした。
先生が 教室をやめられてから 家で今までの 技法での作品は 作っていたのですが ケイムを使った
技法もやってみたくて そちらを 教えて下さる先生を 見つけたので 習いに行くことにしました。
これが ケイム という鉛の棒です。
今までのテープとは違い これを ガラスの長さに切って はめ込んで
行くのですが 結構大変です。 テープだったら直ぐに 巻けますが ・・・
先ずは 簡単そうな 図案で 作りました。 簡単って言いましたが
そうはいかず 四苦八苦 ガラスの数は少ないのに 以前の作品の
倍以上の時間が掛かりましたが 作りがいはありました。
出来上がったケイムでの 最初の作品がこれです。
本当に テファニー技法とは 違って めっちゃ 重く 重厚感が ・・・・
以前に アップした お魚と見比べて下さい。
ズッシリとした 感じしますよねぇ ~~~~。
ガラス間の 厚みが全く違うの 分かりますよねぇ ~~~。
間に あの鉛の棒が 入ってるんですから ・・・・
これからは ぼちぼち ゆっくりですが 家では ティフアニー技法で
そして ケイム技法は ガラスカットは家でやって ケイムを組むのは
新しい教室で教えてもらいながら 作品を作っていくつもりです。
又、どちらの技法の作品も 出来上がったら
アップしますので 見て下さいね!
こうして二つの作品を比べると、ガラスとガラスの間の線とか、全体の厚味感とかがよくわかりますね。
でも、重みが出ると飾る場所も考えないといけないですね。
ココさん~~、これからもいろいろの作品を楽しみにしていますよ~。
飾る場所 ・・・ ステンドグラスを作られてる方は
大きなお家に住んでいらっしゃる方も多いみたいで
あちこちにわざわざお家の窓に合うように
枠を作られたり、作ったランプを下げる為に
天井に電気の線を通されたり されてるみたいですが
我が家は天然の日差ししか取り入れてないので
置くところがどんどん少なくなってきてるんですよ~~ (笑)
唯一作ったランプも当然電気は消してるし・・・ヾ(´▽`;)ゝエヘヘ
まぁ~作るのが楽しみなんで・・・