既に第1クールを見終わってしまっているのだけど。
アニメ「うる星やつら」のリメイクには、思わずのけぞってしまったΣ(゚∀゚ノ)ノ
なんというか、完璧過ぎるのにもほどがある。そういうレベルだと、僕には思われたのだ。
特に「阿良々木くん」( ・ิω・ิ)b
もとい、「あたるくん」の声は衝撃的。似ているか?似ていないか?というハードルを遥かに超えたところで「あたるくん」を演じていて、新しいはずの「あたるくん」の声を聞いていて、僕は懐かしいとさえ思ってしまった。
第2クールに登場となった「テンちゃん」の声にも、僕はほとんど同様の懐かしさを感じてしまった。。。「似ている」「似ていない」ではない。もはや「テンちゃん」の声だと思ってしまったのだ。
現在の実力派声優の仕事から、並々ならぬ気合いというか、ちょっとそうした表現には収まらない、鬼気迫るものさえ感じるのだが、なにせやっていることが「うる星やつら」なので、基本はテンポよく笑わせられちゃってるっていう(^ω^ゞ
不思議な感覚をさえ覚える(^o^;)
これが世間様ではどんな風に受け止められるのかな?というところがとても気になった。こういうことが気になるっていうのが、僕としてはたいへんにめずらしい。
リメイクにつきまとうお馴染みの批判はことごとく的はずれに思える。が、このリメイクがなんだかとても大きな波紋を心に起こしてしまうことは、確かに認めざるを得ない。まったくもって、このリメイクは挑発的なのである。
作品のクオリティとは別に、あるいはあまりにもリメイクとしてよく出来すぎているがゆえに、時代がまったく変わってしまったことを過剰に意識させられてしまうのである。これほどのクオリティを出してしまったがゆえに、作品が写し出してしまう時代の違い、ムードの違いっていうのが、かえって浮き彫りになってしまう。
現在の日本は、かつて「うる星やつら」がオンエアされていた日本と同じ国だという感じがまったくしない。。。
見終わると、心に起こったさざ波が、実はさざ波では済まされないほど大きく増幅されていくのを感じてしまうのだ。
若い人たちには若い人たちの受け止め方があるだろうし、それを予定調和的に予想することなど、僕にはちょっとできない。
リメイクではあるけれど、旧作を新しく作り直しました。。。というだけでおさまる話ではない。そういう予感だけはものすごくする。
どういう意図で「うる星やつら」のリメイクに至ったのか?については、わかりやすい理由があるらしく、小学館百周年記念事業の一環ということらしいのだが、星の数ほどあるコンテンツから「うる星やつら」が選ばれたことについては、背後に挑発的な意図をひしひしと感じる。
観ている側としては、その挑発にまんまとのせられた感が否めないんだな(^o^;)