りゅういちの心象風景現像所

これでもきままな日記のつもり

日向根/近所の遺跡

2022-05-11 23:09:17 |  日 記 
考古資料室からの帰り。
近いので、日向根にあるという遺跡を見てくることにした。
箭幹八幡宮に車をとめる。
ここから、すぐそこ。
飛鳥時代の創建とされる箭幹八幡宮だが、町田のこのあたりの地面の下のことを思うと、本当はもっと古い、別の神様を祀っていたんじゃなかろうか?という想像を打ち消せない。

忠生遺跡B地区。
日向根という場所は今でもガチの住宅地。
境川がすぐそこに流れているが、「根」の地名が示す通り、尾根が川に差し掛かった形になっている。
遺跡はその尾根の上、高台に位置していて、遺跡の上に建っているお宅がズラズラッと並んでいる。
遺跡の一部は公園になっていて、住居跡は埋め戻して保存している。
立ち並ぶ住宅と周りの植栽のせいで、公園からの眺めは期待していたものではなくなっていたが、見通しを想像すると、これは縄文中期の集落の理想的な立地そのもの。丹沢の山々が見えて当たり前の立地。
尾根の中腹には別の時代、古墳時代(7世紀頃)の横穴墳墓がある。

わが友人Kは、ここからすぐのところに家を建てた。
「やっぱり、いいところだよね♪」
さっちゃんはまぶしそうに手をかざしながら言う。
ホント。いい場所っていうのは、案外、昔から変わんないのかもね(^ω^.)



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