りゅういちの心象風景現像所

これでもきままな日記のつもり

お菓子の「源氏物語」

2021-09-22 08:41:15 |   本  

とても美味しそうだし、とても美しい。

だが、それ以上に感動的なのである。

「花宴」の名を冠したお菓子は、桜色のおだまきを模した、という繊細なきんとん。

これがなんとも軽やかで、繊細で。

それが柿右衛門の器にのっているなぁと思ったら、マイセンの鉢という。。。

こりゃ、よく見てみたら、とんでもないことやってくれちゃってるじゃないですか?!

 

しかし、僕が見ているのは本の中の写真なのであって、手を伸ばしたところで、

あの美しい御菓子を味わうことはない。。。

クゥ~(´ε`;)

 

「源氏物語」全巻に寄せて、和菓子を考えるっていうだけでもワクワクするのだが、

これを仕事として考えてみたら。。。って、

ちょっととんでもないことを、やってないですかΣ(゚∀゚ノ)ノ?!

 

いるんだな。

ため息が出てしまうほど、うらやましいことを実現しちゃう人っていうのは(^ω^ゞ

 

本のタイトルは

 

御菓子司 聚光の源氏物語

 

「源氏物語」を、集まった仲間とじっくり読んで。

お茶をいただいて。

そうして積み上げた6年間の活動の記録なのだそうだが、

とにかく発想から、試みから、実践まで、

こんな美しい企画があるのか?!と驚く。

そして、すぐに思った。

こんな美しい営みは、独りでできるものではないのですね(*^ω^)/

 

ところで、お菓子は本当に見事なのだが、お菓子を引き立てているお皿がすごくよいのである(*^o^*)

 

この見立てにも唸る。

すごく楽しそうなのに、やたらとハイブロウ?!

 

ホントにうらやましい♪

 

 

 

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