とても美味しそうだし、とても美しい。
だが、それ以上に感動的なのである。
「花宴」の名を冠したお菓子は、桜色のおだまきを模した、という繊細なきんとん。
これがなんとも軽やかで、繊細で。
それが柿右衛門の器にのっているなぁと思ったら、マイセンの鉢という。。。
こりゃ、よく見てみたら、とんでもないことやってくれちゃってるじゃないですか?!
しかし、僕が見ているのは本の中の写真なのであって、手を伸ばしたところで、
あの美しい御菓子を味わうことはない。。。
クゥ~(´ε`;)
「源氏物語」全巻に寄せて、和菓子を考えるっていうだけでもワクワクするのだが、
これを仕事として考えてみたら。。。って、
ちょっととんでもないことを、やってないですかΣ(゚∀゚ノ)ノ?!
いるんだな。
ため息が出てしまうほど、うらやましいことを実現しちゃう人っていうのは(^ω^ゞ
本のタイトルは
御菓子司 聚光の源氏物語
「源氏物語」を、集まった仲間とじっくり読んで。
お茶をいただいて。
そうして積み上げた6年間の活動の記録なのだそうだが、
とにかく発想から、試みから、実践まで、
こんな美しい企画があるのか?!と驚く。
そして、すぐに思った。
こんな美しい営みは、独りでできるものではないのですね(*^ω^)/
ところで、お菓子は本当に見事なのだが、お菓子を引き立てているお皿がすごくよいのである(*^o^*)
この見立てにも唸る。
すごく楽しそうなのに、やたらとハイブロウ?!
ホントにうらやましい♪