りゅういちの心象風景現像所

これでもきままな日記のつもり

秩父とサティ

2022-05-08 11:27:47 |  音 楽 
先日の秩父ツアー2ndでは、旅のお供にとチッコリーニのサティCD6枚分を呼び寄せておいた。
運転中に眠気を呼んだので歌曲の1枚はスキップしたけれど(^ω^ゞ
ピアノの5枚をひたすらに聴きながらの旅になった(^ω^.)
なので、楽しかった秩父の思い出はサティの音楽が常に寄り添っていることに(^ω^.)

サティをサティとして最初に聴いた音源が僕の場合フィリップ・アントルモンだったのだけど、これが正直、いろんな影響を僕に与えていたことを今更ながらに自覚することにもなった。
アントルモンのタッチは僕にとっては別格というか。
他の録音を受け付けられないっていう状況が長らく続いてしまったのは、ひとえにアントルモンによるのである。
しかしながら。
自分で弾いてみようと思うと、これが面白い効果を生んでいて、聴こえ方がかなり変わってきた。
アントルモンのタッチを自分で再現できるはずもない。
テクニック云々以前の話になる。
そりゃ、どうしたって寛容にならなきゃ、自分では永遠に弾けなくなる。
弾くためには自分に寛容にならなければなりませぬ( ・ิω・ิ)

あいかわらず、と言うか。アントルモンの凄まじさはさらに際立ってくるのは仕方ないとしても、同時に響きの可能性について、他の録音にも真剣に耳を傾けることになる。
それと。
アントルモンはサティを網羅しているわけではないので、彼の録音がないからと言って、たくさんの曲をスルーするのは普通に間違っているなぁと(^ω^ゞ
もちろん、いままで他の録音をまったく聴いていないか?というと、そんなことはなく。
棚からいろいろ引っ張り出してみる。
まぁ、気になることに届くほどのコレクションではない。
かなり本気で弾くことに決めたので、これをきっかけに定番中の定番であるアルド・チッコリーニを呼び寄せて、丹念に聴いてみることにした。
ほとんど全集。
これを聴いてみることで、それはホントにただ聴いただけなのだけど、全体を俯瞰的(?)に見渡せた感覚を得たのはよかった。
これは一個の経験と呼べるレベルだと。
で、その経験が秩父ツアー2ndと不可分に重なる(^ω^.)♪
つくづく、思い出は楽しいものであるべきと思う。
秩父とサティが不可分なのは、まったく私的な事情によるのであります(^ω^ゞ

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