わが家に連れ帰ってきたものは、やってきたその日から「前からいましたよ」って云う風な佇まいで、そこにいる。これがわりとわが家では普通のことなのだが。
長谷川潔の「花」もそう。わが家の壁にかけてみたら、やたらとしっくりきてて。そういうつもりで、そういうイメージでお願いしたっていうのはもちろんなのだが、イメージしていた以上に場にぴったりあっているというか。そのレベルがいままでとはまるで違う(・o・)!
それで、ちょっと驚いた。
楽しみにして帰ってきたさっちゃんも、
「なんか、すごく合ってるし。すごくよいのだけど。こんなによかったっけ?」
と新鮮に驚いている。
そうなのよ(^o^)♪
なんか、馴染み方のレベルが違う感じなんだよね(*^ω^*)♪
この成功について、少し考えてみたんだが、それもそのはず、と言った方が正しいのかもしれないなぁと思い至った。
もともと好きな作品がたくさんある。その中から、ふた月ほどの時間をかけて、吟味に吟味を重ねたのだ。ふたりで選ぶ最初の1枚ということで。
それ以前から、展覧会で何度も眺めてきたし、画集を広げてもいた。そこには確かにとても長い時間が降り積もっているわけなので、その背景があったことは確かにそうなのだけれど、「壁にかける」という気持ちで長谷川作品を見つめることはそのいずれとも違う経験だったのではないか。
それで、なるほどと(・o・)
ふたりでじっくりと時間をかけて、「壁にかける」という具体的な目的でもって絵を見つめ続けた。
このことの結果がわかりやすく出たと(・o・)