それにしても眠れないのだ

日々の眠れない出来事を虚実織り交ぜて

それにしても「お笑い芸人の笑う事に対する感性がうらやましいって話」なのだ。

2023-12-23 14:55:51 | Weblog
 お笑い芸人ってスゴいなぁ、うらやましいなぁって思うのが、一般人がクスリともしないネタを見て、腹を抱えて笑えるって事だ。
 仕事にしていたら当然の事なんだけど、好きって軽い接し方であっても、長い事ソレに付き合っていると、テクニックとかを色々と知り、感性が先鋭化してきて、良い物を見抜けるようになり、良くない部分が目に付くようになってくる。その結果、昔は良いと思ってた事も粗を感じ始め、お笑いの場合だと、面白いと思う事が減り、面白いとは思っても笑いに達する機会は減る。
 また、お笑いはインパクトも重要だから、見るのが二回目以降は「あ、このネタね」って冷めた感覚がどうしてもつきまとう。筆者が審査員をやったら、テレビでも擦ったネタとか、何度もライブでやって磨き上げてきたネタであっても、筆者がネタを見た事あったら、またミルクボーイとかレギュラーみたいに独自のパッケージでテーマを変えてやるネタもそのパッケージネタばかりだと、「またこのパターンね」とか思って、まぁ低い点数を付けちゃう事だろう。お笑い芸人は、営業とかで一緒になって何十回も見たネタであっても腹を抱えて笑えている。これは、なかなかスゴい感性を持っていると思える。
 ところで、先日あったTHE W 2023は、つまらないなぁと思うネタもあったけど、面白いと思うネタはいくつもあり、でも唯一笑ったのはあぁ~しらきの「妖怪角刈りおばちゃん」ネタだった。番組の審査員も、世間も、番組後のお笑い芸人達の独自評価動画でも、評価はかなり低いようだけど、筆者的には笑えた。ま、次見たらどう思うかは全く分からないけど。
 で、もうすぐ今年のM-1グランプリ2023がある。今年は、ネットに上がっている予選1、2回戦のネタは全部観た。けど、それ以降は一切観ていない。観るのを止めた。理由は、「決勝で笑えなくなりそうだ!」と気付いたからだ。多分、大抵の出場者が準々決勝と同じネタを決勝でもやるでしょ?そうしたら、もう笑えないの確定じゃん。
 そんなこんなで、果たして筆者は今年のM-1グランプリで笑う事はできるのか?そこも楽しみで興奮しちゃうし、お笑い芸人の笑う事に対する感性がうらやましいなぁって嫉妬心も燃え上がり、今日は寝られないかもしれない。

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