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トルティージャ デ パタータス

2017年02月26日 | 料理
じゃがいもの芽が出てしまっていたので、
これは早めに使わなくてはと
トルティージャを作りました。

トルティージャ デ パタータス
Tortilla de patatas
じゃがいもオムレツのことです。






本当のトルティージャ デ パタータスは
じゃがいも以外入れないようなんですが、
じゃがいもが4つしかなくて、小ぶりだったので
残ってたキノコ類を刻んで入れました。

でも、キノコ類があった方が食感があって、好きです。

スペインでは
キノコ類を入れたトルティージャもあります。
Tortilla de chanpinon
トルティージャ デ チャンピニョン

スペインのバルでは、一口、いや二口分くらいの大きさに切ったのを、薄切りのバゲットのようなパンに乗せて、出してくれます。

学生の頃、スペインの家庭にホームステイしてたことがあるのですが、ホームステイ先のseñoraは、とてもお料理が上手な人で、陽気で、いつも歌いながら掃除したり、お料理したりしていました。

señoraの作るトルティージャは、本当に美味しかったです。
帰る前に、作り方を教えて貰いました。

でも、えーそうだったの?とちょっとびっくりでした。


じゃがいもを切って、塩揉みしてしばらく置く。
ペロッと味見して、しっかり目の塩味くらいがちょうどいいそうです。

味が馴染んだら、軽く水分をとって、フライパンに、"たっぷり”オリーブオイルを入れて焼く

たっぷりというか、ほぼヒタヒタな感じでした。
焼くというか、揚げ焼き?!
こんなにオリーブオイルを使ってたんだ!!と。

でも、スペインにはサラダ油なんてなくて、スーパーで売ってる油はだいたいがオリーブオイルですから…オリーブオイルは当たり前としても、
でも、量も多くて、びっくりしました。

弱火で、じゃがいもがホクホクして、カリカリな箇所があるくらいまでじっくり焼く。

その間、卵を割ってかき混ぜる。

その卵を混ぜるのに、señoraはフォークでやってたんですが、ガラスのボールに当たって、
カンカンカンカンといい音でした。

なるほど、フォークで卵を混ぜるのね!
とその時は思いましたが、スペインに箸はないので、フォークかスプーンですよね、コツとは関係ない(笑)

じゃがいもが焼けたら、ザルにじゃがいもをあげて、油を切る。この油はまた卵を焼くのに使います。

かき混ぜた卵に軽く塩をして、油切りしたじゃがいもをざっくり混ぜる。

じゃがいもを焼いた時の油をフライパン入れる。
これもたっぷり!

señoraは油はたっぷりのが美味しいのよって。
確かに美味しかったですが…。

卵とじゃがいもを混ぜたのを、“たっぷり”油をしいたフライパンに入れます。

卵が焦げないように、はじめは少しかき混ぜて、周りが焼けてきて、中央付近は焼けてなくても、卵液が流れそうにない程度になったら、
フライパンより大きいお皿をかぶせて、ヨッとひっくり返す。

また、フライパンにじゃがいもを焼いた油を敷いて、お皿に乗った卵をそっとフライパンに戻して焼いて、焼き色がついたら、出来上がり。

よく焼けてるのがよければ、またお皿をかぶせて、ひっくり返して、両面を焼く。
卵の焼け具合はお好みで。

というのが、私が教えて貰ったトルティージャ デ パタータスの工程です。

トルティージャの作り方を教えて貰って、その時初めて全行程を見たんですが、とにかく、señoraが惜しみなくオリーブオイルをたっぷり使っていたのにびっくりでした。

でも、私がトルティージャを作る時は、señoraのオリーブオイルの半分も使っていません。

自分で作る時には、気が引けて、あれ程思い切りよく油を使えないのです(笑)


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