秩父 三峰神社 3 御眷属様拝借と御仮屋

三峰神社には御眷属様拝借という
御守護があります。


三峰神社のホームページの
御眷属様拝借についてのご案内です

三峯神社は、日本武尊がこの国の平和と
人々の幸せを祈り、国生みの神、
伊弉諾尊（いざなぎのみこと）
伊弉册尊（いざなみのみこと）を
お祀りしたのが始まりです。
お使い（神様の霊力を受け、神様と同じ働きを
するとして仰がれる動物）はオオカミです。
日本武尊の道案内をされ、その勇猛、
忠実さから、当社の使い神に定められたと
伝えます。

またオオカミとは、三峯山の不思議な霊気を
言うと古書にも見え、
大口真神（親しみを込めてお犬様、ご神犬、
御眷属様とも呼ばれる）は、
あらゆるものを祓い清め、さまざまな災いを
除くと言われます。
古くからこの御眷属様を御神札として
一年間拝借し、地域の、或いは一家の
ご守護を祈る事が行われています。
これを御眷属拝借と呼び、
火盗除、病気除、諸難除の霊験あらたかです。
御眷属を拝借されて一家の無事息災をお祈りください。



今回のお参りは、
昨年拝借した御眷属様のお引き替えをお願い
するため、が第一でした。

江戸時代に盛んになった三峰信仰は
この御眷属様拝借というしくみが
特に人気が出た由来かなと思います。

いや、人気という言い方はよくないですね
神社なんですから、
信仰を集めた、ということですね。

今でもホームページにご案内があるように
御眷属様拝借はできますし
私たちが拝借祈願した今回も
前回も、他にもいらっしゃったので
かなり多くの御眷属様が
いろいろなところへ
貸し出されているのだろうなぁと思います。

ただ、拝借するのですから、
ちゃんとお世話もしないといけないので
お守りなどをお分け頂くのとは
ちょっと違います。

どんな神社でも、ご祈祷、ご祈祷の前には
大祓詞を唱えて、祓えをしますが
三峰神社では
大祓詞を太鼓を打ちながら唱えていました。

修験道の流れの神社だからかなぁと思いますが
初めて聞いたとき、般若心経を唱えているのか
と思いました。

でも、唱えている詞は大祓詞で
大祓詞も太鼓に合うんだなぁと思いました。
太鼓の振動で、詞が強められるような感じがしました。


ご祈祷のあと、私たちは
遠宮(御仮屋)へお参りしてお山をおりました。





お宮の裏側はガケのようになっています。


ここはいつも清々しい風が吹いています。
谷から駆け上がってくるような
冷んやりした風です。

ここの、この風がとても好きです。
ずっといると大変なのですが、
でも、ずっと吹かれていたいような感じがします。
それで、また来よう！と思うんですよ。



オマケ

境内にこんなに大きなハスがありました！
カサの代わりになりそうなくらいです。

比較の対象がないので、
大きさがわかりにくかったかな…？

追記

間違えました。↑ハスじゃなくて、フキでした！