女性コーラスグループ・ 熊本コール六花・・・メンバー募集中! 

熊本市で活動する女性コーラスグループ。お母さんコーラス全国大会出場を目標にレッスンしています。(これまでに4回出場)

待望の夕立 報恩寺の子雷

2020-08-22 23:17:46 | 日記

  21日、22日と2日つづけて夕立がありました。2日とも午前中から35℃を超す猛烈な暑さでしたが、午後1時頃になると「一天俄にかきくもり」という形容がぴったりの雲行きとなって「ピカピカ、ゴロゴロ」とやりだし,遂に車軸を揺るがすような夕立となりました。梅雨明けから猛暑つづきで、うんざり・げんなりのところだったので、まさに喜雨至るでした。猛暑もようやく峠を越した感がありますね。


 イラストは子供の雷さまです。

  坪井3丁目にある曹洞宗の古刹、「報恩寺」をご存知でしょうか。大正14年に自殺未遂の「山頭火」が保護され、後に得度したことで知られる寺院ですが、創建は古く永承年間といわれますから戦国時代初期の頃です。この寺に面白い伝承があるので紹介します。
 
  ある年の夏のこと、本堂の屋根に落雷がありました。屋根瓦が何枚か落ちた程度で、音響の割に被害は軽微でしたが、不思議なのはゴロゴロという雷鳴が次第に弱まりながらも本堂の天井で、鳴りつづけていることです。住持は法力のある人で、「ヤァツ・・!」と鋭い気合いを懸けます。すると、どさりと落ちてきたのは気絶している子供の雷でした。 その子雷は,落雷に慣れてなくて、落ちてはみたものの、天に帰ることができずに、もたもたしているところを住持の法力に絡め取られてしまったのでした。

 それから3年の間、子雷はこの寺で修行させられます。修行といっても経典の学習などはあまりなくて、境内や本堂の掃除、墓所の草取り等雑用をさせられました。また住持の肩もみ、晩酌の酒買いなども、子雷の担当でした。
  三年経って、いよいよ天に帰る日がきます。子雷は立派な青年雷に成長して、今ではお経を読むこともできて、檀家の人たちからは「カミナリさん」と呼ばれて慕われています。名残りつきないお別れでしたが、お世話になったお礼にと、境内の隅にある古井戸に淸水を湧かせます。この井戸は中間部が膨らんでいる壺の形をしているので「壺井」と云われ、それがいつしか「坪井」になり地名となります。また、この井戸に湧く淸水は病気を治す薬効があって重病の人々を救ったといわれています。

  壺井の淸水は涸れてしまいましたが井戸は今もあり、傍に説明板が建っています。報恩は子雷の恩返しの謂です。   (カンリニン)

 

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水遊び

2020-08-19 14:41:56 | 日記

  とにかく暑い・・! 夕立も来ず猛暑日の連続です。涼を求めて江津湖へ行ってみましたが,水遊びしている子供たちは涼しそうですが、岸にいる者にはやっぱり変わらぬ暑さでした。(mezzo kyoko)

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講談 アマビエ物語

2020-08-11 22:03:05 | 熊本震災

「アマビエ」信仰はコロナに有効なのか・・? 冒頭の「アマビエ」をクリックすると講談が視聴できます。

ついでですから、瓦版に書いてある文章を翻刻しておきます。(カンリニン)

肥後国海中に毎夜光物出ル 所之役人行

テ見ルニづの如之者現ス 私ハ海中ニ住アマビエト申

者也当年ヨリ六ケ年之間諸国豊作也併

病流行早々 私シ写シ人々ニ見セ候得と

申て海中ニ入けり 右写シ役人ヨリ江戸に

申来ル写也

   弘化三年四月中旬      (京都大学臓)

※ 江戸時代の人々はこの図を壁に貼って或いは軸に表装して拝み「疫病退散」を祈ったそうです。果たして「コロナ」に有効でしょうか・・・。もし験があるならこの記事を読んだ人全員から「コロナ退散」です。

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朝顔 花図鑑145

2020-08-07 07:40:06 | 花図鑑

  困惑しているお千代さんの様子をユーモラスに描いてあります。綱に絡んで咲いている朝顔を取り除くに忍びず、自分のつるべはそのままにして、お隣へ水をもらいに行ったという句意ですが、「ほんまかいな・・」と思ってしまいます。もしそんな主婦がいたら、周りの人には、たかが朝顔くらいのことで風流の押し売りを強いる嫌みな女と映ることでしょう。聡明なお千代さんにそんなことが解らないわけはなく、この句は願望を表出した句に止まっていると思います。(カンリニン)

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今日は立秋!  2020-8-7

2020-08-07 07:20:51 | 日記

 古今和歌集に載っている歌で、「秋立つ日詠める」と詞書(ことばがき)があります。ですから、千年以上も昔のある年の立秋の日に詠まれた歌であることは確かです。立秋の日の朝に吹く風はきのうまでとは「音がちがう」というのです。あるかなきかのその幽かな変化を捉えているわけです。爾来、立秋といえばこの歌が引き合いに出されます。
 とは言っても、暑さの本番はこれからですよね、皆さま熱中症に気を付けましょう、勿論コロナにも・・・。(mezzo kyoko)

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