麻生原のキンモクセイをご存知でしょうか。幹周り3m、樹高18m、樹齢750年以上で昭和9年に国の天然記念物に指定されています。秋のお彼岸の頃に1回目の花がさき、10月中旬頃に2回目が咲くという2回咲きです。香気が強く最盛期には緑川対岸の糸田地区まで香が漂うそうです。(mezzo kyoko)
ちょっとした広場が整備されて説明板が建っています。例年花期になると地元の婦人会などが出て見に来る人に湯茶の接待をしているそうですが、今年はコロナのために中止したと貼り紙がしてありました。(ザンネン!)
花は散った後でした。ここの観音様は馬頭観音、横の板碑は猿田彦大神でローソクを灯した跡が何本もあり台石の上には小銭のお賽銭が乗っていました。
麻生原は緑川左岸の乙女台地上にありますが対岸の山脈の上に甲佐岳がちょこんと覗いていました。