火野正平「こころ旅」で放映された益城町の「左の目神社」にお詣りに行って来ました。境内の案内板によると「左の目」とは平景清が源氏の追っ手をくらますために自ら左目を突いて人相を変えた古事によるとあります。宮崎市の「生目神社」も御祭神は平景清で眼病に霊験があると言われます。ここも眼に障害のある人々の尊崇が篤いとありました。また、この神社は八幡宮で戦時中は武運長久を願う人々の参詣が絶えなかったとか。創建の時期ははっきりとは判らないが、戦国時代末期から近世初期頃とありました。(mezzo kyoko)
福田郵便局の前を50メートルばかり行くと標識があります。
案内のとおりに進むと神社入り口の標柱があります。
鳥居の傍に3体のお地蔵さんがありました。摩耗が進み、あちこち欠けたお地蔵さんですが、いかにも長年月を経た古い趣があります。元は路傍に1体づつあったものをここへ寄せ集めたものと思われます。
鳥居は「扁額」より上が地震の時落ちたと思われますが、復旧されないまま地べたに積んであります。鳥居の製作年は大「正10年」と彫ってあります。