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心配した天気にも恵まれ葬儀の日は春爛漫となった
葬儀の式次第 (仏教早わかりエッセンス事典 土屋書店 1990刊 引用)
1、遺族・参列者入場 着席 (今回は遺族は開式5分前まで玄関で出迎え、最後に入場した)
2、導師入堂
3、開式の辞(司会者)
4、読経
5、弔辞・弔電披露 (今回は導師退場の後に弔電披露・奉奠された)
6、導師焼香(今回は堂内に前横に埋め込み仏壇があり、最初の読経、次いで祭壇前へ着座前に焼香)
7、遺族焼香
8、導師退場
9、喪主または代理人挨拶
10、閉式の辞
この後棺が祭壇からおろされ、内輪の人の「最後の対面」、「別れ花」を入れ「釘打ちの儀」となりますが、釘打ちは最近は少なく、身内が棺の蓋を吊っておろし蓋をした。
「出棺」は身内が棺を捧げて、玄関に待つ霊柩車に運ぶ、喪主は遺影を、次に骨壷を持って棺がつづき、霊柩車に安置したら、喪主・遺族は参列者に向かい、見送りお礼の挨拶となるが、今回は一礼のみだった。
火葬場は合併前の旧町の火葬場が使われ、焼却炉の前の祭壇で「おさめの式」の僧侶の読経が行われた。係りの説明があり炉の前まで棺を皆で進め、閉扉、施錠、炉の火入れスイッチは喪主がやり炉の鍵を預かった。
葬儀開始が10:00~出棺11:00ちょい過ぎ~15kmの道中~点火12;00前~「骨上げ」は13:30過ぎくらいだったか・・皆さんのご協力で順調に滞りなく進捗した。
炉の点火から骨上げまで、親族は休憩室で、お斎の振る舞い、酒、ビール、オードブル、寿司盛りのお定まり。お手伝いのおばさんが1人、お酒の燗を付けていただき感謝です。
無事骨上げも終わり、バスは一度家の前で停まり、そのまま10kmの菩提寺へ、本堂で「遺骨」を宮殿に飾り「お礼参り」の勤行、(これを「還骨回向」と云うのか?)宮殿に向って左席を男性、右席を女性と、住職が指定されたが、少し形式が過ぎるかなと思った。
終わって帰宅、5時頃だったか僧侶がお出でになり「初七日」法要が行われた。ここではお経「阿弥陀経」が読経された。遺族、参列者の焼香はお盆に香炉を順送りに回され、賽銭を100円程度お盆に載せる。
全て終わって、座敷で「精進落とし」の振る舞い。ここから遺族は下座に坐し、喪主がお礼の挨拶をして、僧侶の「いただきます」の音頭で慰労宴は始まった。
最近、初七日にもパック料理を取るので、2,000円のご仏前を持つと葬式相談で決められた。
宴は約2時間くらい、閉会の辞を葬儀委員長の母の実家の惣領が、母の歴史から説き起こし、感動的な締めをしてくれた。
皆様に大変お世話になって、立派な葬式になり婆ちゃんも喜んだでしょう。
大変ありがとうございました。
付録)
・通夜・葬儀の喪家の留守番役が大事な役目、お願いする人も限られるし、大事な裏方でお世話になった。
・今回の葬儀会場は遺族席を祭壇に向かって左側に設定された。会場がお堂の廊下が左側にしかないせいだろう。通常は祭壇に向かって右側が遺族席、近親者の席となっている。祭壇に向かって右席が上位席となる。
・高山の葬儀屋、花屋さんは喪家に供花を届けたという「目録」を渡さない。10数年前もこの葬儀社にお願いしたが改善されていなかった。親族が仏花として貰って行く花は希望数を束にして用意してくれた。
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