・認知心理学とは無意識に見たものを、どのように思考・判断・処理するのかという心理学の分野の事を言う。(yahoo知恵袋)
・認知とは、一般に思考、知覚、行為など、人間が環境のなかで生きる際に営むプロセス全般を指す(はてなキーワード)
・3月24日の朝日新聞は腰痛2800万人、40~60代は4割悩む。主な腰痛治療法のひとつに、考え方の偏りを直し、行動の仕方を考える認知行動療法が適していると報じていた。
認知行動療法は当方も妻を亡くし、茫然自失しアルコールびたりとなり、地域や家族に批判されるまでになり、近くの保健所へ相談。アル症は自ら保健所へ相談してくることは先ず無い。珍しい。こころの風邪なのでいきなり精神科は抵抗があろう。断酒会という自助グループを紹介され、その会から精神科治療も通院で受けたほうが良い、と勧められ認知行動療法を受けた。大したことはなく皆で集会をやり、医師や臨床心理士、看護師など立会のもと、「酒に関する自らの体験・失敗談などを、言いっぱなし、聞きっぱなし、批判禁止の3原則」を繰り返すだけです。断酒会とて同じ繰り返しである。「体験談に始まり、体験談に終わる、聞いた話は会場に捨ててこい」、病院は半年弱通院、断酒会は2年つづけた。
不思議なことに、自らを話し、聞き、感じていくうちに思考の偏りが自覚され、治療となるのだ。
「アルコール依存症に関する12章」(有斐閣新書:斉藤 学編)には、
”アルコール依存症者に特徴的な対人関係のとり方のクセのようなものがあります。それらは「がんばり」「つっぱり」「高望み」「わりきり」「ほれこみ」というようなものです。
4、わりきりタイプ
脅迫的な二者択一的態度です。つまり、何事に対しても白か黒か、善玉か悪玉か分けて考えてしまう。中庸がないのです。ところが人間は神様ではありませんから、必ず良いところ、悪いところがまじりあっています。それを、両面を見ることをせずに、必ず白か黒かに分けて見るものですから、無理が生じてきます。それがしらふのアルコール依存症者の対人関係のぎこちなさを作ることになるのです。
なぜ、今日突然この話題に振ったか。ゴルファーにも、地域の有力者にも(当方から見て)認知に偏りがあり、この方は認知行動療法を受けると人生が変わるのに残念な人だなと、思われる特徴的な人がいるからです。
常に自己中、独善的、自信満々で自我が強い闘争型、偏執質(パラノイア)性格・・(と思われる)特徴を持つ個性派だからです。(「性格」宮城音弥 著 岩波新書)
先月一緒に回ったある方も、某人を評しあの人は論争すると顔色が変わるので怖いと言われた。わりきりタイプはアル症に限らない。
マナー・エチケットを遵守せず、少し注意されてキレ同好会を退会してしてしまう人もいる。
年寄りのゴルフの相手など誰も相手にしてくれない。限られてくる。嫌なら辞めたがよいし、せいせいする。人や会が気に入らなければさっさと黙って辞めるべきだ。
残念な思考をする、残念なゴルファーも一度、認知行動療法を受けると良い。