「日経PC21」2014・7月号を求めた。29日発売日の新聞広告が目に入ったからである。
「わからない」「使いにくい」を解消!Windows8.1完全攻略
○アップデート版登場!8.1のここが変わった
○乗り換えから使いこなし、最新活用のワザも
特別付録 XPパソコン復活DVD
これでは、本屋さんの宣伝ブログだ。XPを10年も使い込めば、わからない、つかいにくい、も大体の直感で使いこなしてきたほうだろう。
50ページほどの特集で内容は特にたいしたことはなかった。
付録の「XPパソコン復活DVD」とは、オープンソースで開発されたフリーのOSで、「Ubuntuウブントゥ」というOSだった。
Ubuntu 14.04 LTS 日本語 32ビット版 がついていた。
オフイスソフト メール ブラウザー 画像編集 ができる。
『ウブントゥのここがすごい』
・古いパソコンでも軽快に動作 メモリーの少ない32ビット版を収録
・インストールしなくても試せる 事前に動作確認できる
・国内向けの改良版を収録 Ubuntu Japanese Teamが国内ユーザー向けに日本語の入力・表示を改善した最新の「日本語Remix」バージョンを収録
・表計算ソフトなどを標準搭載 ウエブブラウザーやメールソフトに加え、「Office 」の互換ソフトも標準装備、操作法はウインドウズとほとんど同じ
・アプリケーションも含めて無料 オープンソースで開発されたフリーソフトですべて無料
・5年間のセキュリティ更新 5年間の長期サポートがつく
XPパソコンをあと3年使う!
古いパソコンがウブントゥで奇跡の復活
という、本文解説が10ページもついて750円の雑誌は安い。与太OSの8.1など買うのでなかった。
XPの移行が間に合わず、英国政府は今後1年間で550万ポンド(約9億5000万円)
オランダ、カナダ、米国政府など1000万ドル(10億2000万円)でマイクロソフトと有償XPサポート契約を結んだとある。
日本の金融機関のATMの95%がXPを組み込んでいて移行がなかなか進んでいないとも。
マイクロソフト一社独占、ウインドウズが世界標準である弊害がいっぱい出てきた。