
入院も8年間に年1回、6回も入院すると手馴れたものです。入院前日一人身なので自分で準備しなければなりません。前に入院案内を貰っているので、ひとつずつチェックしながら漏れの無いよう旅行用キャスター付バッグに入れました。
このバッグは二男が’88年に高校生AFS交換留学プログラムで、アメリカオレゴン州立高校へお世話になった時、持参した中型バッグです。
ステイ先の好意でワシントンへの家族旅行へ同行とか、シアトル、帰国時にはオレゴンからサンフランシスコまで10日ほどかけて、多くのご家庭に次々厄介になりながら、いろんな国の子等とバス旅行で南下するなどアメリカ旅行したバッグです。
私が海外旅行で使ったのはハワイ、済州島(チェジュ)、タイ・チェンマイと知れたものです。最近は病院行きのバッグになっています。
入院の朝は非常勤・臨時雇いの嫁が別の用事で休んだので車で送ってくれました。この病院は一律に10時頃までに入院となっていますが、8時半にはもう病院へ入りました。入院受付で用意してきた書類で手続きしすぐ病棟へ行きました。
病棟で受付、すぐ腕にリストバンド(ネームバンド)が付けられます。私は手錠と呼んでいます。
スタッフステーション(ナースステーションとは呼称しない)を中心とした病棟施設と使い方を、看護士さんが案内してくれました。その際体重・身長の測定。
病室へ入って4人部屋のカーテン越しに「お世話になります」と挨拶。荷物整理もほどなく担当看護士さんの説明。主治医の呼び出しがあり初診のためステーション前の処置室へ。
耳鼻科と口腔科が2部屋ずつ、4つの処置室は診察室の設備と全く同じような機能を持ったところでした。
担当医は主治医の科長・臨床教授ではなく、30代の終わりか40代初めと思しき助教授で、科長教授ともう一人別の助教授3人が担当すると治療計画を示されました。
腫瘍で声帯が麻痺している人もいると、喉頭内視鏡で鼻から管をいれ声帯の機能検査をされましたが、異常ありませんでした。その後問診。
部屋へ戻ると、薬剤師2人がお見えになり、使っている薬の聞き取り調査がありました。今年から所持が義務化された「お薬手帳」を持参となっていたので、春からの薬一覧を手帳で示し症状の説明をしました。
その前に、入院慣れしていて申し訳ないけど、と担当看護士経由で担当医に、睡眠導入剤マイスリーと緩下剤プルゼニド、痒み止めアレグラの処方をお願いしていたので、その確認。
持参した薬の現物と手帳を薬剤師が持っていかれ、夕方返され希望通り緊急薬として2日分をそれぞれ処方されました。
次は栄養管理士の挨拶や希望の聞き取りを受け、担当看護師が「看護等入院診療計画」、「全身麻酔手術の手順」を書面で説明。床ずれ(手術時の辱創)防止のため体圧測定、血圧、脈拍などなどありました。
夕方になり、今までの主治医(科長教授)と担当医(執刀医の助教授)が揃って、別室で術前説明。これには県病院から交付されたCT画像をモニターに示し、教授の説明を執刀医が画像を動かしながら説明されました。
お聞きしたことは「リンパ節郭清はあるのですか?」という質問に「必要ないしやらない。」とのことでした。
大学病院らしく、夕方担当医が部屋に若い女性を同道され、この子が治療を医学実習するのでよろしくと紹介され、名札から「韓国の方ですか?」とお聞きすると、「そうです」との答え。「若く美しき秀才、日本語もバリバリね・・」と、留学生と話しました。
手術ときくと、しどろもどろです。
大変ですね。お見舞い申し上げます。
山登りのトレーニングに自転車で10k
位1時間ほど走っていますが、途中に
薬師庵が有ります。
手術の成功をお祈りしています。
”頑張って下さい”
お見舞ありがとうございます。薬師さんは病気の仏様なので、お祈りしてくれて感謝です。
手術は成功で、病理検査の結果はまだ出ていなくて退院しました。良性だろうとのDrの見通しです。