恐る恐るやってみた。
いや、本当に小振り。
軍艦部を止めているネジ(計4本)を外す。
フィルム巻き取りダイヤルとカウンターを外す。この「ヒトデ型」のものがバネで、空回りを防いでる。
軍艦部の取り外し。作りがスゲー簡単。
錆の出ている所が有ったので、綿棒で擦ったあとオイルを塗って養生させる。塗るというより微量のオイルを擦り付ける感じ。
こんな柄のバンダナの上で作業しなくても良さそうなのに。
この程度の曇りなら逆光でないかぎり何とか撮れそうか。
レンズ裏の、塗装の禿げか気になる。
弄っているうちに、巻き上げレバーの動きがシブかったのが、スムーズになってきた。
旧いものを、徐々に目覚めさせる感触が気持ちいいね。
さて、いつ試射に行こう。
ということは無くて、軍艦部の中のパーツに出ていた赤錆を窒息させる意味で油を擦りつけただけです。
シャッター周りは「鉛筆を削って用意した黒鉛を使わないとダメだよ」と最初に釘を刺されてました。┐(´д`)┌
CRC556は百害あって一利なしなスプレーですねえw あれを購入されるお客様には「プラスティックには絶対吹き付けないように、金属は動きがよくなったら別のオイルスプレーを指すように」と必ず説明しております(^^;
この前に手に入れたKonicaⅢのシャッターの粘りの原因が「グリス漏れ」と聞いていたので、内部へのオイルの注入はダメということに気付きました。
CRCについては油分を洗い流してしまう、という話だったので、以来必要な時はエンジンオイルを使うようにしています。
>機械油をアルコールで薄めたもの
…それは初めて聞きました。
内部まで熟知しているのでなければ、専門の修理業者にお願いするのが安全な気がしました。