ちょっと風邪っぽかったので、行きつけの医者に行ったら「ただの風邪ですね」ということだったので、今日は引きこもり。
PC-700Xを組んでいて、「ハテ、PP65(1985年登場)は年代的に使っても良いのか悪いのか」という問題があったことは、ここ数日騒いでいるのでご存じだと思いますが、これが登場したころは「ケーブル上出し」が無くなっていった頃と一致するようなので、PP65を使いたいときには、「黄色いハンドル」とのセットで、ということに落ち着きました。
で、「じゃぁそこまで拘るのならPP65の代わりに何を使うの」という問題ですが…
これがいた。
MKS Esquartz 102。
年式的にもばっちりです。以前「形が良くて」買いましたが、PP65に追いやられるようにひっそりとレ・マイヨから外され、町乗り用としてはアーバンプラットフォームにに置き換わられ、しばらく冷や飯を喰らって一線を退いていましたが、これは年式もスタイルも現状の PC-700X に釣り合うと、ここで返り咲き。
バラして、研磨剤で磨いてそれから整備。最近はズルくなって、使い終わった歯ブラシに研磨剤を付けて、それでゴシゴシ磨くようになりました。窪みもそれなりに磨けるので便利。
全部ばらしたところ。回転部分に溜まっている古いグリスやスラッジなどを掃除するのが意外と面倒でしたが
沢山余っている「フィルムケース」にパーツクリーナーと一緒に入れて、蓋をしてシェイクシェイクシェイク!
あっという間にきれいになりました。デジカメやっていたらこんな便利なものは手元に無かった。(密封できるので、細かいパーツなどを収納するのにも具合がイイ)
ワンにグリスを盛り盛りして
ベアリングをそのグリスの上に乗せて
シャフトの左右に注意して
トゥ・クリップを取り付けて
出来上がり。
せっかくキレイにしたんだから
ストラップも新品を奢りました。
このペタル、後ろ側の上向きの板(「桟」と言われる)のところに、靴の裏に取り付けた板の溝を嵌め、ストラップで締めて固定して使います。とりあえずこのままスニーカーで乗るか、ビンディングシューズを使うときはPP65に換装して対応することになりそうですね。
これを取り付けて、ようやく「往年のレーサー復活」となりそうです。
このシリーズには他に「Esqartz」と「107」というモデルがありますが、107のカッコよさは天下一品です。