全てはこのワッペンが原因だった。
鉄レーサーのステムの件。購入時に80mmのステムが付いてました。が、ある時、気の迷いみたいなものが降りてきて「もうちょっとステムを延ばせればなぁ」と思いつき、オークションサイトを見ていたらコレ☝が出品されてました。丁度100mm位のを探していたので即座に入札しました。その直後に「ステム長110mm」ということに気付きましたが既に手遅れ。時間が来て手続きも順調に済み、程無くして手元に届きました。
ただこれだけ長くなると『ものすごくスタイル良く見える』という媚薬みたいなものが熟成されまして、写真写りの良さのためだけに意地になって乗り続けていたのですが、ライディングポジションが合わないのはツラい。まして鉄レーサーでロードバイクを追撃できないのもツラい、ということになり、ここでまた無駄な散財を決めたのでした。
新しい中古ステム
ステム長90mmで差し込みもちょっと短くなったから軽量化にもなった。
ところが困ったことに
…ハンドルを固定するためのボルトはどこに?
こんなところに穴なんて開けたっけか?
奥に何か見える。
答えは
ここにアレンキーを突っ込んで奥にあるネジを回すと固定されるのでした。
因みに
斜ウスの固定はこの通り。
正体は
SHIMANO 600 ax でした。7300系と呼ばれるSHIMANOの失敗作です。嬉々として「SHIMANO外し」してきましたが、7300系のパーツなら付けても良い(というかむしろフルセット組みたい)という方針なので。
ボルト穴を塞ぐ蓋は欠品だった。
斜ウスの止め方も変わってる。
「引き上げボルト」っていうのとはまたちょっと違うみたいなんだけど、他のステムとの互換性は『全く無い』。
でもこの7300系って全然SHIMANOらしくないのよね。どちらかというとサンツアーがやりそうな企画だったのに。そんなところが自分好みではあるw
あとステムにパーソナルネームが彫ってあるの。僕は入手したときになんちゃってアヘッド仕様にしたんでステムは同時期に入手したピストにハンドルごと移植しました。うちのパナのロゴはきれいに消えてます(^^;
オーナーネームは銀のカッティングシートで隠しました。
このタイプ、一度使ったことがあります。3tttとかチネリとかの海外製だった気もしてシマノだったか覚えていませんが…(-_-;)
今残っているタイプが普通ですから使い易い辛いは置いといて、これ、どうするんだろう?って、仕組みと構造を理解するのも楽しいです。
アンチシマノ、axはある意味有名なシリーズですからそれも有りですね(笑)
ハンドルを4種類も揃え、それぞれステムの長さが違うので、すべてにパナのワッペンが付いたステムを揃えることはほぼ不可能で、結局ワッペン付きはひとつも無くなってしまいましたが、ワッペン付きステムは放出できませんね。
>銀のカッティングシート
…きれいに消えるものなんですか?
aX系はネジで直接ハンドルを固定するパーツをハンドルに押し付けるスタイルで、こっちのほうがしっかり固定できそうな感じがします。
主流になれなかったシステムって、なんでこんなに愛おしさを覚えるんでしょうね。
いくつかステムは入手したんですが交換するのもなんだかなあ、とそのまま乗っておりますw