楽園の泉

自転車とかカメラとかのブログ、たまにねこ。

ねこのおかあさん。

2016-04-27 | ねこ
今月の日記がこの事だけに終始している点に、破壊力の強さを実感しますなぁ。

そんな今日、1匹の仔猫が貰われていきました。

勤務先のパートのおじさんのお孫さん。名前は謙信公に因んで「景虎」。後で連絡があって、元気に跳ね回ってるらしいです。緊張の裏返しかな。

他の仔猫も5月あたまには、それぞれの行く先に旅立ちます。この仔たち今後一生、お互いに会うことは無いんだなぁ、と考えると哀れだったり。

無邪気。

通常ペットとして販売するには、その個体の社会性に悪影響が出る(問題行動を取る)ため、生後2ヶ月過ぎてからでないと販売しないというルールがあるようですか、行く先が全て先住の猫がいることもあって、その猫にそこから先の躾を託すことにしました。相手が仔猫なら先住猫の警戒も和らぐだろう、という目論見です。

結果的にウチには1匹も猫が残らない(面倒を見る予定だった仔猫は、乳の吸いが悪く死亡)ことになり、有る意味骨折り損になりましたが、この1ヶ月は興味深いことの連続でした。母乳をやって下の世話をして、トイレの躾をして離乳期に入り、それぞれの家庭に送り出す。人間の20年分を3週間で経験しました。

こんな経験ができたのも、道端で拾ってきて面倒を見、去年20歳で大往生した先代の猫の恩返しだったりしたら、今回の仔猫たちには「恩返しはいいから、そのぶん行った先で可愛がってもらいなさい」と言い含めておく必要があります。

自転車に乗れなくてもさほどストレスを感じなかったのは、その間の生活が充実してたからなのかなぁ。

今回仔猫を拾ってきて、今日までの間役に立ったのは、
・猫たちをめぐる世界/日高敏隆
・猫語の教科書/ポール・ギャリコ
の2冊でした。ハウツー本よりも叡知に富んでいて、読み物としての価値も充分にある本でした。



猫どもも手を離れつつあるので、花粉症シーズンに追い討ちをかけに行った

…帰りに買ってきた。

2 コメント

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Unknown (あじこぼ)
2016-04-27 23:58:47
お疲れ様です。
猫さん大好きなんでしばらく気になっておりました。
今、ホッとしたり、寂しかったり、仔猫さん達の目を見て思います。
あと少しおかあさんをがんばってください。
>ポール・ギャリコ
外国文学の棚を作って売るのが好きでした。私の棚には必ずポール・ギャリコの作品がありましたよ。
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 (ken)
2016-04-28 18:12:25
一匹は残念でしたが、皆行き先が決まって良かったですね。一度に5匹、想像を絶します(゜o゜)

最近は中々手が出ませんが、残波の古酒が好きデス。それにしても、「収まり」が良いですねー(笑)
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