鎌倉古道のひとつ、湯坂道に行ってきました。まぁ、パスハン趣味の延長みたいなものですね。
今日は気合が違った。
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箱根湯本駅まではスニーカーでしたけど。
7時からスタート、箱根湯本駅から強羅に向かって歩き、旭橋を渡ると
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ひっそりと建つ標識。たどったのは一番長いコースでした。歩き出すと
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石畳で舗装されているものの、台風などの影響で若干の倒木があります。生活している人たちによって整備されているものの、観光する雰囲気じゃないですね。
山道を登ること30分ほどで「湯坂城」の跡につきます。
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標識があるだけですが、土塁の跡らしいものが残っています。郷土史に詳しい人が一緒だと良かった。
ココを過ぎると
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石畳だったり
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こんな道が延々と続きます。
湯坂山の辺りからはなだらかな道が続きます。
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この辺りから雨に降られましたが、木陰の道だったりビニールのポンチョを持って行ったので問題無し。
(ポンチョの裏側がびっしょりになりましたが、それは自分の汗だった)
大平台の分岐に来ると
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これは焚火の跡か。おそろしや。
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9時半過ぎに浅間山に到着。朝食は4時前に食べたので、さすがに空腹を感じました。そこで
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SVEA123Rの登場。時間的に早々お昼となりました。
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今日はお米(&フリーズドライの味噌汁)。ご飯の炊き具合は「ちょっと芯が残ったけど、まぁ及第点」ということで。個人的に推奨なのは「うどん」で、そっちのほうが全然簡単だった(し、本当に「鍋ひとつで用が足りる)。
浅間山から鷹巣山までは、なだらかな尾根道が続きますが、沿道にはこの時期
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アザミや
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トリカブトが自生しています。
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鷹巣山(鷹巣城)を過ぎると、なだらかな下り道となり
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小涌園の上あたりに出てきます。
しばらく国道1号に沿って歩きますと
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沿道にはタマアジサイが植えられています。この時期でも新しい花が咲くのが良い。そして初めて見た
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箱根摩崖仏。精進池の脇にあり、国道を走っていると看板には気づくのですが、なかなか「止まってみよう」という気分にならない。ただ周囲にはほかにも石仏や宝筐院塔などが残っていて、古道の雰囲気を感じられます。ちょっと道が狭いですけど。
この精進池から山の中に再び入り、「お玉が池」に向かいます。
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お玉が池のススキ。まだ開いてないから見頃。
お玉が池から旧東海道に入ります。程無く歩くと
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「甘酒茶屋」。10時ころ自炊したものの、ずっと山道を歩き続けてきて12時半、やっぱりお腹が空いたので、ここで休憩。
(うぐいすきなこ餅と甘酒)
いよいよ本格的な下りとなりますが
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これか。
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オレンジ色は箱根新道、白は「旧道」、茶色の点が旧東海道です。その旧東海道石畳が
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こんな感じ。湯坂道と比べると大層分かりやすいです。が先日の雨もあってかなり滑りやすい。登山靴でも注意が必要です。ちなみに地下足袋で歩くとどうなるかって?
「青竹踏みを90分」、ぜひ体験してそれからマネしてください。
そんな拷問の後は
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温泉!
極端に熱くなくて、石畳を下ってガタガタになった体には優しい。
(石畳もキツかったけど、その後のアスファルト道も相当堪えた)
結構面白かったんだけど、ちょっと盲点が。
行程中、煮炊きする場合は結局「そのための水」を携行しなきゃならなくて、意外と重い。今回はペットボトルで2リットル(≒2kg)、コレにSVEAとカメラ(E-3+ZUIKO DIGITAL 25mm)、什器などでなぜか10kgほどに。今までは「自転車に背負わせてた」ことをあらためて実感しました。
ガスカートリッジ使ったりしての軽量化を考えても良いんだけど、やっぱり液燃ストーブのほうが信頼性高いし、「1バーナー1クッカー(火器ひとつ、鍋ひとつ)」を自分のスタイルにしたいので、これから洗練していくことになるんだと思います。
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