楽園の泉

自転車とかカメラとかのブログ、たまにねこ。

2度目の犬越峠

2025-02-05 | 山登り
去年から付け始めたカテゴリー、新規エントリーがまさか1年以上空くとは思ってなかったのですが、気付いたら13カ月も経ってたよ。

ことの発端は、去年撮影した写真を「フィルムで撮り直したい」。で準備したのが
OLYMPUS OM-2N / ZUIKO 24mm / ZUIKO 50mm / ZUIKO 100mm

MARIX AIR COLOR 100
(当初、リバーサルで行く予定だったけど「山を撮るのになかなか良い」というタレコミを見て購入、実戦投入した。リバーサルだと100円/コマだからねぇ)

サポートメンバー(Xiaomi 14 Ultra)

前日の予報では曇りで荒れ模様、とのことで登山せずに玄倉川沿いをお写ん歩するつもりでいて、現着したらすっきり晴れていて風も無かった。そこで急遽西丹沢ビジターセンターに向かい、その場で登山届を出して犬越峠へ登山開始。去年行ったため土地勘があったからね。

西丹沢ビジターセンターから歩き始め、用木沢出合いから犬越峠に向かう。

この辺は去年と変わらず。川に向かって傾いてるのが、ちょっとイヤだ。
ここは去年よりも悪化してるか。

丹沢の怖いところは
コレで土砂を押し留めてる。大丈夫だと思うけど、コレが決壊したら怖いものがある。

数日前に『この冬一番の寒波』と騒いでいたので、もっと積もってるかと思ったら、そうでもなかった。

沢から離れ、犬越路の上りが始まる。ここも予想以下の積雪。

デジカメでは補足できないほどきれいな青い空が見えて、上るのイヤになった。

避難小屋を目指す。

犬越峠。ここから稜線伝いに檜洞丸を目指すんだけど、この稜線から見る富士山が好き。

これで大体20cmくらいの積雪。天気予報では風が強く吹くと言ってたけど、ほぼ無風だった(から檜洞丸に向かうことにした)。

足跡は前の日に付けられたものっぽい。この先この踏み跡が無ければ道から外れたかもしれないと思うと、ありがたかった。

犬越峠から檜洞丸に向かう途中、小簪(ここうげ)、大簪(おおこうげ)というピークあたりから見える富士山。去年は無かった雲が恨めしい。そして富士山の手前に山中湖が見えることに気付いた。

道の真ん中にトラップ。滑りやすいところにまとまって落としているところが悪質。

20~30cmほどの雪を踏み固めながら歩いたので(途中何度か滑ったりもしてる)
檜洞丸に着き、SVEA123Rの轟音を耳にした時の安心感と言ったら。こういう時カートリッジ式のバーナーだとすぐに火力が落ちてくるから頼りないのよね。(そういえばこいつも13カ月ぶりの稼働だった)

檜洞丸の山頂はほぼ吹き曝しだし、おまけに雲も出てきたので早々に下山することにした。
南東方向の空

こっちは西の空。

下山ルートの「つつじ新道」は結構急な道で木の階段やはしごのかかっている箇所が多く、しかも雪が残っているから、足元への警戒が欠かせない。

下ばかり見てると


上は多分シカ、下は、何だろう。

階段を500mほど下り続けた辺りにある「みはらし広場」まで降りてくると、雪よりも土のほうが増えてきて、ちょっと安心する。雪の下に埋もれてる岩とか怖いし。

「体中のネジが緩み切ったんじゃないか」と思う頃、人臭いところまででてこれた。でも、ここから2kmほどは傾斜は無いけど河原のガレ場が続いて、さらに脚を虐める。

そこらここらに映えているミツマタはもうちょっと先のお楽しみ。

河原で見かけた足跡は、多分シカ。

で、やっとのことで西丹沢ビジターセンターまで戻ってきた。ビジターセンターの人に自分の歩いてきたコースの状況を話して

本日の〆。筋肉痛には「まず冷やして炎症を抑え、その後温めるのが良い」と聞いてたので、体を洗った後に足にシャワーで水をかけて炎症を抑え、時間が無いのでそのまま湯船に。やったことが台無しじゃねいか。

冬山行って、今回の教訓
・チェーンアイゼンは必ず持て
・冬用グローブも必ず持て


月末にミツマタ撮りに行くか。


コメントを投稿