楽園の泉

自転車とかカメラとかのブログ、たまにねこ。

ゴキゲン取り

2019-12-15 | カメラ
構ってやらないと拗ねる、以前の問題ですね。手元に来てとりあえず動作確認しただけですから。

先日、レンズがポロっと外れて、オイル滲みによる「持病」のシャッターの粘り付きをどうにかすべく、絞り羽根にパーツクリーナーをぶっかけようかはたまたこの部分を外してベンジンに浸そうか、なんて思案していましたが(そしていろいろとご教示頂きました某SNS板の皆様に感謝)、レンズを掃除して組み付けると、あら不思議。

なんと『直った』!(※ただし原因不明)
一番タチの悪い決着だった。

専用工具(カニ目レンチ)が必要だとか、まぁ色々と心配などありましたが、とりあえずこのまま様子見か。

フィルム側から

表側から。澄んだ瞳に乾杯!

ところで。

この konicaⅢ、M-1とはちょっと異なりシャッター速度と絞りの組み合わせがプリセットされてて、シャッター速度を操作するとソレに合った絞りがセットされる、という方式(簡単に書いたけど、恐らくすごく乱暴な表現)。今まで「絞りを決めて露出計を見ながらシャッター速度を決めて」いたので、イマイチ感覚が分からない。一眼レフとは違い、ファインダーはただの覗き窓(実際はレンズに連動してピント調整できる)で露出計が付いている訳じゃない。

初めて尽くしなのですべて手探りなんですが(ウェブ上に当時のマニュアルがPDF形式で存在する)、少しづつ手懐けて「肩乗り猫」になるかしら。

LV式というらしい、外側の数値がライトバリュー(LV)。これを設定してシャッター速度を変えると、内側の数値(絞り値)が変化する。

赤字の「M」「X」「L」はストロボの設定に使う(つまり「使いません」)

なんどか空打ちしてみたけど、シャッターの高速側(1/500、1/250、1/100あたり)は一瞬だけ動くのが見える程度。一眼レフの時のようにミラーが跳ねあがったりしないのでそれによるショックが全くないから、本当に撮影できるかそこは心配。

正式に運用できるようになったら、モノクロ専用機として使いたいですね。


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