一見して、なんでもない普通の田舎町に見えますが、この町には人が1人も住んでいないんです。(双葉町)
今回の写真は、福島第一原子力発電所から20km圏内の立入禁止区域を撮影したものです。
立入禁止区域の入口には、警察官が厳重に検問を行っていますから、決して、無許可で進入したわけではなく、ちゃんとした理由があって入った時に撮影したものです。
3月11日の東日本大震災で被害を受けた建物もありますが、大半の家は殆ど問題なく住めるんです。
津波で家を流されたわけでもありません。
なのに・・・原発事故の放射能で、自分の家に帰れないんです。
電気が通っていないため、信号は消えて傾いたままです
人が住んでいれば、綺麗に刈り取られているはずの雑草ものび放題(富岡町)
首輪をつけたままの犬は、少しずつ野良犬と化してやせこけて、久しぶりに人間を見て遠くから吠えまくります。(大熊町)
立入禁止区域内の家の玄関には、放射線量の計測結果の張り紙が貼られています。
線量が高すぎて、この家で屋根の修理などの作業は出来ないという意味のようです。
誰も刈り取らず、誰も通らないアスファルト舗装の道路には植物が侵略しはじめています。
やがてSF映画のように町全体がジャングルのようになっていくのかもしれません。(大熊町)
もう震災から5ヶ月以上すぎているというのに道路は地割れしたままの状態です。(大熊町)
国道沿いのカーディーラーも、道路に面した大きなガラスが割れたまま廃墟となっています。
何よりも消防署や・・・
警察署が無人なんです。
普通では考えられない異常すぎる状態になっているんです。
踏切も電車が通らないので雑草が生え放題です。
奥に見えるのがJR夜ノ森駅です。
小さな駅ですが5ヶ月前までは、普通に上野~仙台間の特急列車が走っていたのに・・・今は線路やホームが雑草に覆われてしまいました。
ちょっと衝撃的な写真です。
犬や猫、それに狸が車に轢かれて死んでいる姿は良く目にする悲しい光景ですが、野良牛と化した牛が車に轢かれて死んでいました。(楢葉町)
福島第一原発から約2.8km地点
奥に見えるで示した煙突が福島第一原発です。
本来であれば、今頃は頭を垂れた稲が手前の田んぼ一面に広がっているはずなのですが、雑草の草原となっています。
今回の写真は、福島第一原子力発電所から20km圏内の立入禁止区域を撮影したものです。
立入禁止区域の入口には、警察官が厳重に検問を行っていますから、決して、無許可で進入したわけではなく、ちゃんとした理由があって入った時に撮影したものです。
3月11日の東日本大震災で被害を受けた建物もありますが、大半の家は殆ど問題なく住めるんです。
津波で家を流されたわけでもありません。
なのに・・・原発事故の放射能で、自分の家に帰れないんです。
電気が通っていないため、信号は消えて傾いたままです
人が住んでいれば、綺麗に刈り取られているはずの雑草ものび放題(富岡町)
首輪をつけたままの犬は、少しずつ野良犬と化してやせこけて、久しぶりに人間を見て遠くから吠えまくります。(大熊町)
立入禁止区域内の家の玄関には、放射線量の計測結果の張り紙が貼られています。
線量が高すぎて、この家で屋根の修理などの作業は出来ないという意味のようです。
誰も刈り取らず、誰も通らないアスファルト舗装の道路には植物が侵略しはじめています。
やがてSF映画のように町全体がジャングルのようになっていくのかもしれません。(大熊町)
もう震災から5ヶ月以上すぎているというのに道路は地割れしたままの状態です。(大熊町)
国道沿いのカーディーラーも、道路に面した大きなガラスが割れたまま廃墟となっています。
何よりも消防署や・・・
警察署が無人なんです。
普通では考えられない異常すぎる状態になっているんです。
踏切も電車が通らないので雑草が生え放題です。
奥に見えるのがJR夜ノ森駅です。
小さな駅ですが5ヶ月前までは、普通に上野~仙台間の特急列車が走っていたのに・・・今は線路やホームが雑草に覆われてしまいました。
ちょっと衝撃的な写真です。
犬や猫、それに狸が車に轢かれて死んでいる姿は良く目にする悲しい光景ですが、野良牛と化した牛が車に轢かれて死んでいました。(楢葉町)
福島第一原発から約2.8km地点
奥に見えるで示した煙突が福島第一原発です。
本来であれば、今頃は頭を垂れた稲が手前の田んぼ一面に広がっているはずなのですが、雑草の草原となっています。
目に見えない放射線が 人の日常を狂わせることに いまだに納得が出来ないでいます。
たぶん、大半の人達が生きている間に自分の家へ帰って、元通りの生活に戻るのは無理だと思います。
一旦、原子力発電所が事故を起こした場合、これだけ多くの人達が住み慣れた土地や家から追い出され、仕事を失って別の町で生活しなければならないんです。
それなのに、世間の多くの人達は、無駄に贅沢な生活を維持するために
「原子力発電所は必要だ」
と主張し、さらに一部の人達は、まるで福島県が悪者みたいな言い方をしたり、福島県民をバイ菌みたいな扱い方をします
もちろん、それとは反対に私達に同情してくれて、温かい支援をしてくれた方達の方がはるかに多いことも分かってはいます。
多くの人達に人ごとではなく、自分の町が同じ状況に陥りゴーストタウンになったことを想像して欲しいと思います。
放射能から逃げて他県へ避難した人達が
「福島県民お断り」
の張り紙を見た時の心境を想像してもらいたいと思います。
病気になって病院へ行ったのに福島県民だということを理由に診察拒否された人の気持ちを考えてもらいたいと思います。
放射能は感染するウィルスとは違います。
あまりにも無知すぎます。
私達もチェルノブイリ原発事故が起きた時には、不安を覚えながらも、どこか他人事と考えていました。
チェルノブイリ原発事故の場合は、20km圏内どころか、真っ赤に記された危険区域の大きさは、その中に日本列島がすっぽりと収まってしまうほどの大きさでした。
ですから、事故の内容によっては、日本のどこにいても、どこの原発事故でも、いつこの様な不幸が自分に降りかかってくるか分からないことなんです。
日本は、唯一、広島と長崎に原子力爆弾を落とされた被爆国です。
そして、非核三原則を唱えているにもかかわらず、性懲りもなく原子力発電所を作りまくっていました。
そして、今回の福島第一原発事故でも被爆をしてしまいました。
これほど核の被害を受けたにもかかわらず、それでも核を手放そうとしません。
馬鹿としかいいようがありません
日本は、世界に向けて核に一切頼らない先進国の見本を目指すべきであり、原子力発電所については、もっと慎重に考えるべきだと思います。
これから、これらの町は、SF映画のようにジャングル化していくのかもしれません。
リツイートお願いします。
先日浄土平に行く途中、牧草地の脇を走りましたが、牛が一匹もいませんでした。
本来なら青々とした牧草をゆったりと食む牛がたくさんいたでしょうに。。。。
でも、ここの牛の亡骸はさらにショッキングです!こんなこと、あってはならないはずです。
原発推進、反対・・・・いろいろ意見はあるでしょうが、とりあえず推進派の方たちは家族そろって四ツ倉あたりに移住してもらってからモノを言ってほしいものです。
でも、原発事故で避難した人達は、突然の出来事で、取るモノも取らずに避難させられてしまいました。
これらの街の中に入って思うことは、一見すると普通の家や町があるのに誰一人として人が住んでいないことの不思議さです。
これだけ広い範囲の人達が、家族と幸せに暮らしていた自分の家を追い出されて、慣れない土地で生活しているのかと考えると切なすぎます。
どうか、もっと多くの人達に、他人事ではなく、もっと真剣に自分の身に置き換えて考えてもらいたいと思います。
今大学で去年起きた東日本大震災のことについてのHPを授業で作成をしています。
よかったらブログに掲載されている写真をお借りしたいのですが…駄目でしょうか?
できれば早めのお返事をお願いします;;!
※誰かを誹謗・中傷したり悪意があるような内容のHPであればお断りします。
ただし、写真原本のデータを送信するのは控えたいので、ブログに掲載されている「文字入り写真」をそのまま、使用していただけますでしょうか。
出来上がったHPについては、私も拝見したいのでホームページアドレスを教えて下さい。