中谷 勇 元山形大学理学部生物学科教授
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夜泣き、単に泣きやます事を続けても治らない。泣き止ます事と、夜泣き対策とは全く違います。インターネットを観ると、「原因が無くて泣くのが夜泣き」とか、「泣くのは赤ちゃんの仕事」、「ある程度は耐えなければならない」、「時期が来れば治る」などなどというのが目につきます。
育児に関して指導的な立場にある人達も夜泣きの原因を知らなく、私から見れば無責任なアドバイスをしているようです。このようなことで昔から夜泣きで悩む親御さんが絶えないのです。アメリカなどでは、夜泣きをする赤ちゃんを親御さんとは別室にして泣かせているようです。
夜泣きの主な原因は不眠症。ある程度成長し、忍耐力が付いて夜泣きをしなくなっても不眠症の対策をしないとうつ病になる危険があります。子供のうつ病が増えています。
夜泣きが続いて親御さんがうつ病になり、育児が困難になる例が実際にあります。本来、育児は親御さんにとって本能的に楽しいのです。夜泣きを治すと育児は楽しくなります。
「原因が無くて泣くのが夜泣き」などと言うのは、故障して動かなくなった自動車や電車の車輪だけを点検して、「原因が無くて動かないのが自動車や電車の故障」と言うような事です。自動車や電車は車輪が回って動く。だからといって故障して動かない自動車や電車、車輪だけを点検するだろうか。先ず、車輪よりは他の部位を点検するのではないでしょうか。
赤ちゃんや幼児は、夜に眠れないから辛くて泣くのです。眠れない主な原因は不眠症です。不眠症になる原因に対する対策をすることで夜泣きは治ります。
他に、生後6か月を過ぎた赤ちゃんを空腹のため夜中に1~2時間毎に泣かせている例もあります。
夜泣きの原因を知らなくて、「原因が無くて泣くのが夜泣き」などと言うのはあまりにも非常識と考えます。知らなければ、原因は何かを真摯に探る心構えが必要であり、知らない事を知ったかぶりをして、インターネットなどで発信するべきでないと考えます。
夜泣きは100%治せますが、原因に対する対策をしないで赤ちゃんや幼児をいかにしても治りません。不眠症が原因の夜泣きは6歳頃まで続く事があります。6歳頃に夜泣きが治るのではなく、忍耐力がついて泣かなくなるだけです。不眠症の大人は声をあげて泣かないが、赤ちゃんの夜泣きと同じ状態であり、潜在的な夜泣きです。現代は、大人の3~5人に1人が不眠症と言われています。不眠症は、睡眠薬や心療内科では治せないが、原因を知ると自分で、簡単に治せます。睡眠薬は、不眠症を治す薬ではありません。
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