脳梗塞には負けられない!

2008年12月26日に脳梗塞を発症。負けずに自転車と写真とBAND活動に熱中しているY.MATのブログ。

CPUの世界と諸行無常

2006-06-05 15:22:43 | IT News
これまでのPCのCPUの世界では、絶対的な王者がいた。
何人もの挑戦者が王者に戦いを挑んだが、揺らぐことが無かった。
しかし、それも代わってしまったのだろうか。

「8月に投入する新しいOpteronで逃げ切りを図るAMD」

これまで、逃げ切っていたのは Intel であったハズだ。
しかし、AMD が逃げ切るというタイトルになっている。

記事の冒頭、その王者入れ替わりの象徴的な事件が書かれている。

 これまで、こうした比較は言ってみれば、AMDの十八番だった。Intelは常に王者の側にいたから、競合他社と比較する必要がなかったのだ。それに対して、AMDは追いかける側だから、どうしても王者と比較をしなければいけなかったのだ。
 だが、今はそれが明らかに入れ替わった。AMDが王者として君臨し、Intelがそれを追いかける側に回ったのだ。Intelが性能比較を行ったという事実は、このことを象徴していると言ってよい。


ある分野でビジネスを進めるにあたり、絶対的な王者が存在する分野なら、その王者との違いや性能比較をすることで、ビジネスを成功するチャンスが生まれる。
PCのCPUの分野では長くに渡ってそういう環境であったと思う。

長い目で見れば、絶対というものが無いのがこの世だ。

諸行無常と涅槃経に説かれているが、3000年近く昔の人々も同じ事を感じていたのであろう。

PC本体の世界でもそうだ。
私がこの世界に入った20年近く前は、日本でのPCと言えば NEC PC-98シリーズのことを指していた。
それが今では個人で作るまでに変わっている。

それでも巨人のままでいる企業がある。
Microsoft だ。

よくSFなんかであるように、巨大な独占企業になるのだろうか?

エンタープライズ号でスポックが操作する画面が WindowsLOGO が出てたり、HAL が喋る時にはまず、Windows 起動時のメロディーが鳴ったりとか。
それともアムロ・レイが動かしたガンダムRX-78を最初に起動したら、画面にWindows と表示されたりとか。

ここまで来たら、Microsoft にはそこまで現実にやってほしいものだ。
僕は乗らないけど、そんな宇宙船に。(笑)