CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

シマノが下位コンポを統合(2)

2025-02-13 11:25:40 | 自転車用品
 そのCUSEは9~11速に対応する中位モデルで、おそらくSORAとTiagraを統合したモデルになっていくと思われます。MTBではDeoreやAlivioの後継という位置づけになります。ESSAはACERA、ALTUS、TOURNEYの後継になるはずです。これまでは変則段数によってモデルを選んで来たのですが、シマノは下位・中位モデルでは8~11速、上位モデルは12速以上の対応という括りになっていくと思われます。

 シマノの12速はこれまでの10~11速ハブとの互換性を持たせていますので、中位以下で8~11速に対応することはさほど難しいことではないのでしょうが、他のメーカーにはおそらく出来ない技術力がそこにあるのです。例えばシマノ最大のライバルであるSRAMのMTBコンポーネントには12速と13速モデルしかありません。しかも値段がシマノ製品とは段違いなので、上位モデルのMTBにしか搭載されないのが実情なのです。

 確かに13速化やUDH仕様でMTBやグラベル用ではSRAMが一歩リードしているのは事実です。ただ、この13速は最上位モデルで価格も極上なので、安価な市販車には搭載出来ないため、世界市場でも売上額はシマノが圧倒しているのが実情なのです。ただ、最近はシマノの製品価格も高騰し、10万円以下のバイクにもシマノ以外のパーツが多く取り付けられているのです。

 その代表格がMicrosiftです。1999年から台湾で精力的に変速機などドライブトレインコンポーネントを販売している会社です。多くのメーカーのOEMを行う傍ら、オリジナルのコンポーネントも製造しているのです。この会社の製品の特長はオンロード・オフロードを問わず使用でき、価格もシマノ製品より安いところにあります。
 



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ツアー・オブ・オマーン はアダム・イェーツが連覇

2025-02-13 08:38:15 | プロ・ツール
 ツアー・オブ・オマーンの最終日は標高1220mのグリーン・マウンテン頂上がゴールのクイーンステージでした。イースタン・マウンテンがゴールだった第3ステージで区間優勝して総合首位に立っていたダヴィド・ゴデュとの一騎打ちになると見ていたアダム・イエーツが、ヴァランタン・パレパントルにステージ優勝は奪われましたが、リーダージャージーを着たゴデュを競り落とし、昨年に続き総合優勝を飾りました。

 今季初戦のツアー・ダウンアンダーこそナルバエスで勝ちましたが、アルウーラツアーではマイカの落車で完敗、ボルタ・ア・ラ・コミュニタ・バレンシアでも得意なはずのチームTTで大敗し、エースのアルメイダが総合2位に終わっていたUAEチーム・エミュレーツでしたが、地元UAEツアーに向けて弾みをつける結果となりました。

 ステージ優勝がなく、シーズン序盤ということもあり選手個々の調子がイマイチでも総合優勝はしっかりと手にするあたりは流石UAEの強さです。クイーンステージを征したヴァランタン・パレパントルは昨年のジロ・デ・イタリアでもステージ優勝して注目を集めた若手クライマーです。今季からスーダル・クイックステップへ移籍しての初勝利。今季はグランツールでレムコ・エヴェプールの山岳アシストとして期待されているようです。
 



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