最初のMTBはGIANTのTARONでした。2012年のことでフロントは3枚ありましました。2018年にcannondaleのCujoに買い替えました。27.5のセミファットであくまでも冬用と割り切っているMTBには最適だと思っていたのですが、路面が凍結するとやっぱりスパイクタイヤが不可欠でした。
当時27.5のセミファットのスパイクタイヤは1本2万円以上と高額で、Taronの29er用のスパイクタイヤを使いまわすために、リアホイールを新たに組むことになってしまいました。それでもスパイクタイヤ1本分の費用で済みました。
MTBのギア構成も大きく変わり、Cujoの頃からはフロントシングルでドロッパーシートポスト採用というモデルが主流になっていました。購入から6年が経過したCujoの買い替えるつもりで訪れたショップに入荷したての第4世代のSupersix EVOがあり、ショップのセール期間とも重なり40万弱のバイクを衝動買いしてしまったのです。
結局。MTBの買い替えは1年遅れとなりましたが、今年のショップのセールで在庫があったcannondaleのTrail5を購入しました。お気に入りだったスオミのスパイクタイヤも寿命を迎えていたので、貯まったポイントで新しいスパイクタイヤも併せて買いました。ただ、このクラスのMTBはスルーアクスルではなくQRなので、Cujoで使っていたフロントホイールは使えず、QR用のフロントホイールを新調することになってしまいました。
タイヤ交換をすれば良いのですが、北海道の冬の初めや春先はスパイクとノーマルを頻繁に替えなければならないケースもあるので、スパイクタイヤ専用ホイールを用意しているのです。スオミのスパイクタイヤが10年以上もったのも、こうした使い分けをしていたからです。そもそもスパイクタイヤは高価ですから、アスファルトが出た道を走るとピンがすり減ったり抜けてしまうので、路面に応じたタイヤの使い分けは必須なのです。
納車は一昨日だったのですが、生憎の雨で、昨日サイコン用マウント等の取り付けを済ませ、今日1時間半ほど紅葉を眺めながら少し登って来ました。Cujoの時はグラベルバイクがなかったので、フロント30Tのシングルギアは速度が出ないので距離が走れないと思っていたのですが、そもそもMTBは長い距離を走る設計になっていなのです。
ただ、リアに11-48Tという大きなギアが付いているので、登りはとても楽なのです。速度は10km/hに満たないものの、フロントが30Tなので、ケイデンスを上げないと進まないので、ロードバイクに比べると速度の割に心拍数が上がります。最高気温が10度前後というこの時期に気楽に走るには丁度良いバイクなのかもしれません。「Z2トレーニング」の記事も書いていますが、MTBでケイデンス75rpm程度で登ると心拍数は120~130bpm程度となり、私の目指す「Z2トレーニング」のゾーンになるのが分かりました。