先の記事で今期トリプルクラウンを達成したタディ・ポガチャルが「Z2トレーニング」をしていることを紹介しましたが、今回は「Z2トレーニング」とはどんなトレーニングなのかをご紹介していと思います。
「Z2トレーニング」の「Z」は「ゾーン」のことです。パワーメーターを使って行うことが一般的ですが、心拍数を使ってもある程度の効果は期待できるトレーニングです。私はSTRAVAのゾーンを参考にしています。
「Z2トレーニング」の「Z」は「ゾーン」のことです。パワーメーターを使って行うことが一般的ですが、心拍数を使ってもある程度の効果は期待できるトレーニングです。私はSTRAVAのゾーンを参考にしています。
パワーメーターならFTP(Functional Threshold Power:機能的閾値パワー)の55〜75%程度の範囲で設定します。心拍数を利用するなら最大心拍数(MHR)の60〜70%の範囲内で行うのが一般的です。私が使用するSTRAVAでは最初に自分の最大心拍数とFTP値を設定しておくことで、自動的にZ1~Z7の判定をしてくれます。私は最大心拍数165bpm、FTP120Wで設定しています。Z1~Z7まであるゾーンで何故「Z2」なのかという疑問が湧くのではないでしょうか?
「Z2トレーニング」のメリットのひとつに「脂肪利用効率の向上:」があります。「Z2トレーニング」は、低から中程度の強度で長時間行うため、エネルギー源として脂肪が主に利用されるからです。これにより、体脂肪の減少が促進されると言われています。
また、「心拍出量の増加」も期待できます。 Z2トレーニングにより、心臓のポンプ機能が強化され、1回の拍動でより多くの血液を送り出すことができるようになるというのです。これにより、全身の酸素供給が改善されることにます。ポガチャルのスタミナの源はここにあるのかもしれません。
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