40からのインラインsk8

娘にさせようと買ったのに、逆にハマってしまった中年男。果たして自由自在に操れる日は来るのか?

ビゴレリの乗車感・・・

2010-12-03 22:09:36 | 自転車&サイクリング
仕事が忙しくて、初乗車してからビゴレリに乗れていないちょうです。

 さて、初乗車の興奮が冷めてきたところでいろんなことが考えられるようになってきました。

 まずヴェローチェのシフト感なんです。なんかちゃちいというか、値段の割に安っぽい感じが。親指のシフトレバーが樹脂製なのもその感覚を増長しているかもしれません。しっとりというか、重厚感というか、金属と金属が適度に摩擦しながらカチリと手応えを伝えつつシフトする・・・そんな高級感を期待してたんです。なんといっても「カンパ」なんですから。でも実際は「ガチャガチャ」いいながらチェーンが移動します。フロントなんかインナーからアウターへ移動する際はよっこらしょって感じ。スポルディングの10年前のシマノディレーラーの方がチェンジスピードが早いぞ。しかしヴェローチェはカンパの入門モデル。シマノだったらソラかティアグラ級です。105やアルテグラに比べたら仕方ないか。
でもシステム自体はよく考えられた良いものだと思います。まずチェンジレバーの動き。右手でリアを動かしますよね。その時チェーンを外へやりたいときは親指で”押し出す”。シフトダウン、つまり内側へやりたいならブレーキについてるレバーを内側へ”握りこむ”。このレバーは手を握る動きに合わせて円弧を描いて複雑に動きます。これには感心。STIは単に横へスイッチのように動くだけで芸がないんだもの。
 左手はフロントですが、今度はアウターへ押し出すようにレバーを握りこみ、インナーに落とすには親指で内側へ”押し込む”。指の動きがチェーンの動きとシンクロしてて、頭で考えなくとも感覚で操作できるのはいいですねー。

 次にタイヤとホイール。坂を下るとき、「あれ?これくらいしか転がらないの?」と思いましたよ。なんかABEC3位のベアリングで72ミリのウィールで滑ってるような・・・ロードバイクなんだから期待してしまうじゃないですか。ワタシ84ミリのスピード用のウィールにABEC7のベアリングで初めて滑ったとき、あまりの抵抗の無さに青ざめました。ちょっとバランスを崩しただけでツルリと滑ってマトモに立てなかったもの。「ホントのスポーツってこんなに違うんだー」と思いましたねー。フルクラムレーシング5はその意味ではスポーツ用のホイールではない気がする。下りならどこまでも回転して「いったいどんなスピードになるんだ!」と引き攣るくらい走ってもらわないと。

 でも入門用のビアンキだってパーツを替えていけば一級品になるはず。うーん、お金貯めていろいろいじらねば・・・