明日は台風20号がやって来るようですな。被害がないことを祈るばかりのちょうです。
さて、ビスポークで靴を作ることになって工房を訪れたちょうさん。このmanmaって周囲に水田が広がる集落の中にあって、ぱっと目にはフツーの民家なんでうっかりすると見過ごしてしまいます。普通自動車がすれ違えないほどの細い道を進むため、初回訪れるにはナビが必要かもしれませんねぇ。
工房の玄関はいると正面に顧客のラストが壁一面ぶら下がってるのが目に入ります。ふーむ、かなりの量だな。なんでもコンクールで賞を取ってから関東などからも来客があるそうな。そのまま玄関右側のフロアへ。壁には見本の靴や靴底、靴関係の本などが一杯です。奥は作業場で天井近くにはロールになった革がいくつも置いてあるのが印象的です。作業台と機械類が案外近くに設置されてて"みっしり"詰まった印象がある。で足の測定やデザインの希望を話し合いながらちょっとずつ具体化していきます。
革の種類、靴底のメーカーやヒールの具合、コバの張り出しにステッチの入れ方、くるぶしの包み込みの具合だのインソールのコルクはどれくらい入れるか、紐を結んだときの羽根の開き具合はどれくらいにするかなどを話し合ってると頭の中のぼんやりしたイメージからしだいに実際の靴が浮かび上がってきます。そうなると自分の好みがだんだん固まってくる。
写真は初日最終的にまとまったスケッチです。画面左に使う革のサンプルです。今回はタンかバーガンディーのムラ染め・カーフを使うことにしました。どっちがいいかなぁ?デザインでは外羽根・パンチドキャップトゥ、スワンステッチでお願いしました。マッケイなのでコバはそんなに張り出さないけど、さらに目立たないようにしてもらい、ヒールもピッチドヒールで。ソールが自己主張しないのがイイと信じているんで色も黒にしちゃおう。でも革底は半カラス仕上げですよ。踵をしっかりホールドする小さめにしてもらうのは絶対なんだけど、内側の土踏まずや甲の外側もタイトにしてもらって包み込まれたようなフィット感にしてもらうことに。トゥもラウンド、ショートノーズ気味にしてもらうので、足袋のように足にまとわりつくシルエットになるんじゃないかなー。ならんかな?
ここまで自分の好み全開ですが、でもパッと見であれ?こんなの売ってるの?と分からないくらい控えめだと思うんですよ。そこでビスポークだぜぇ!と威張るために紐穴の数を6つ、ハトメも金色で外側に出したりして。
外羽根式6アイレット、ラウンドトゥという古い実用靴スタイルに室内履きのようなデティールという相容れない要素を加味した自分の好みはデザインとして成立しているのかどうか疑問なんですが、そこは国際的靴職人、菅野さんになんとかしてもらおう♪できあがりは来年3月頃らしいから、またそれまでにワガママ言っちゃうかもしれないけどねー♪
さて、ビスポークで靴を作ることになって工房を訪れたちょうさん。このmanmaって周囲に水田が広がる集落の中にあって、ぱっと目にはフツーの民家なんでうっかりすると見過ごしてしまいます。普通自動車がすれ違えないほどの細い道を進むため、初回訪れるにはナビが必要かもしれませんねぇ。
工房の玄関はいると正面に顧客のラストが壁一面ぶら下がってるのが目に入ります。ふーむ、かなりの量だな。なんでもコンクールで賞を取ってから関東などからも来客があるそうな。そのまま玄関右側のフロアへ。壁には見本の靴や靴底、靴関係の本などが一杯です。奥は作業場で天井近くにはロールになった革がいくつも置いてあるのが印象的です。作業台と機械類が案外近くに設置されてて"みっしり"詰まった印象がある。で足の測定やデザインの希望を話し合いながらちょっとずつ具体化していきます。
革の種類、靴底のメーカーやヒールの具合、コバの張り出しにステッチの入れ方、くるぶしの包み込みの具合だのインソールのコルクはどれくらい入れるか、紐を結んだときの羽根の開き具合はどれくらいにするかなどを話し合ってると頭の中のぼんやりしたイメージからしだいに実際の靴が浮かび上がってきます。そうなると自分の好みがだんだん固まってくる。
写真は初日最終的にまとまったスケッチです。画面左に使う革のサンプルです。今回はタンかバーガンディーのムラ染め・カーフを使うことにしました。どっちがいいかなぁ?デザインでは外羽根・パンチドキャップトゥ、スワンステッチでお願いしました。マッケイなのでコバはそんなに張り出さないけど、さらに目立たないようにしてもらい、ヒールもピッチドヒールで。ソールが自己主張しないのがイイと信じているんで色も黒にしちゃおう。でも革底は半カラス仕上げですよ。踵をしっかりホールドする小さめにしてもらうのは絶対なんだけど、内側の土踏まずや甲の外側もタイトにしてもらって包み込まれたようなフィット感にしてもらうことに。トゥもラウンド、ショートノーズ気味にしてもらうので、足袋のように足にまとわりつくシルエットになるんじゃないかなー。ならんかな?
ここまで自分の好み全開ですが、でもパッと見であれ?こんなの売ってるの?と分からないくらい控えめだと思うんですよ。そこでビスポークだぜぇ!と威張るために紐穴の数を6つ、ハトメも金色で外側に出したりして。
外羽根式6アイレット、ラウンドトゥという古い実用靴スタイルに室内履きのようなデティールという相容れない要素を加味した自分の好みはデザインとして成立しているのかどうか疑問なんですが、そこは国際的靴職人、菅野さんになんとかしてもらおう♪できあがりは来年3月頃らしいから、またそれまでにワガママ言っちゃうかもしれないけどねー♪
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