日差しも暑くなく、絶好のインライン日和となった19日。ぬーすけさんが揖保川河川敷に来られました。しかも「スケイテック2006」と「セバ」を持って!
というわけで上の写真ですな。厚かましく自分のブーツに装着しております。で、試したところ・・・なんかよく”切れ込む”んですよ。ウィールの”食いつき”がいいのか、クロスなどで急にグリップして「おっとっと」ってシーンがありました。あと、「重い」ですな。分厚いアルミが肉抜きされずに加工してありまして、ずっしりとした重量感。ブーツ下荷重が重いので相対的に重心が下がり、238コンポジットフレーム使用時より安定感が増しております。勢いが付くとフレーム任せでガーッと直進する印象。ホイールベースが短いから旋回能力は高いですが、慣れないと素早い切り返し動作はしんどいのではないかな?やはりFSSよりTSの方が向いている気がしました。アメ車のスポーツモデルみたい(←変な例え)
また、工作具合をサロモンのアルミフレームと比べるとサロモンがアルミ材を押し出し成型後、切削加工で仕上げているのに対し、スケイテックは型抜きしたアルミ板を曲げ加工後、面取りしてあって”手作業で仕上げました”感が溢れています。サロモンフレームからはNC旋盤のイメージを受けるけど、スケイテックにはヤスリを手にしたひで爺さんの姿がだぶるんです。プレミアムなアイテムには必ず作った人間の”情熱の痕跡”が見られますが、スケイテックにもそんな雰囲気が漂ってますね~。
”情熱の痕跡”とえいばセバもそのオーラを発散していました。このブーツ、とにかく履くのがめんどくさい。初めて履いたら30分はかかる、とどこかのサイトに出てましたが、すーすけさんの履く様子を見て”さもありなん”と思いましたよ。シューレース、つま先ベルクロ、甲のバックル、ヒザのバックルと足を固定するアイテムが多いのにカフが堅くてしかも間隔が狭いから指が動かない。バックルの強度が不足気味だから無理矢理セッテイングすると壊れそう。しかもその品質が低いのでちぎれそうだ。品質と言えばぬーすけさんのセバは買って未だ日が浅いのにソール部分が剥がれかけてました。あ、シューレースもももけていたな。そうそう、ベルクロについてるSEBAロゴも接着剤が取れそうだった。しかしブーツ全体から「スラロームブーツの理想を具現化するんだ」という執念みたいなものが発散してるんですよ。
そのシェルの堅さ。ブーツを足に合わせるのではなく、足の合う人しか使わなくていいよ、と言わんばかりのハードルの高さ。多くの人がワンサイズ上でないと入らないそうですが、ワタシの場合、くるぶしの骨がシェルに当たるので、そこでもう”失格”です。インナーもサロモンに比べて薄めでスピード系に思えるほど。よほどフィット感を重視しているんでしょう。それが証拠にかかとに付けるショックアブソーバーは3種類だそうですし、カフの高さも調整出来るなどとことん追求出来る仕様です。まるでドライバーに合わせてイチからセットアップするフォーミュラカーみたい。試させてもらってワンフットしたら最初の3mでサンダーと別ものだと分かりました。不安感がないんですよ。普通の靴とは言わないけれど、相当安定してる。フレーム位置やブーツの遊びの少なさ&剛性のせいでふらつかないんじゃないかなぁ。ワタシでも違いが分かるんだから、そりゃデキルひとはのめるでしょうねー。
ぬーすけさんもクロスマックス+スケイテックやツイスターよりもっぱらセバになってるようですから、履きにくさを補って余りあるセバの能力を窺い知ることが出来ますね(クロスマックスやツイスターでも十分高性能ですよねぇ・・・)
この日はインラインの奥深い一面をまたかいま見た気がしました。ぬーすけさん、貴重な体験をさせていただいて、ありがとうございました。
台風一過。西播磨地方は余波の風が強く吹き付けてはいますが、目立った被害なし。九州地方で被災されたすべての方にお見舞い申し上げます。
さて、ネットで注文したアロマエッセンスが届きまして。早速使ってみましたよ(^^)今回はお風呂に垂らして楽しんでみました。湯気と友に立ち上がる芳香に夫婦2人でそりゃあもう大騒ぎさ。
やはり高いだけのことはありますな。香りの質が違いますがな。ツ~ンとくるとんがった”匂い”ではなく、ふくらみのある”香り”が心地良い。「なんか違うねー」と新しいおもちゃを買ってもらった子どもみたいにテンションが上がる上がる。近頃のマンネリな2人には新鮮です。しかも「イランイラン」は”インドネシアでは古くから新婚カップルの寝室にその花びらを飾る風習があるんです。それは新婚夫婦が自然と熱い気持ちになって子作りに励める”(ラブコスメティックからの引用)という官能的な効能があるそうな!子供達よ、早く寝なさい(^^;
こりゃオモシロイ。明日はゼラニウムにしてみようかな?
てなわけで、鬱憤をネットサーフィンに向けていろいろクリックしていたところ、楽○市場で1980円の成人用インラインスケートを見つけましたよ。ウィールは76ミリ、ベアリングはABEC3とスペック的には許せるフィットネスタイプなんですな。1980円ねぇ。安い。でも・・・安すぎじゃないかなぁ。
インラインに興味を持って、最初の1足目を購入しようと考える方って「安物でいいや。どうせ続くかどうか分からないし」と思っているんじゃないでしょうか。ワタシもそうでした。そして2~3回足を通して、”どうもうまくいかないや”とそれっきりになるパターンが多いと思います。いわば”お試し”に2~3万円のブランドものを買うのは二の足を踏むと思いますし、それが一般的な感覚でしょう。だから入門用に合理化を図ったモデルを設定するのは大切なことだと思います。しかし初心者仕様に目的を絞り、大胆な「見切り」を行って低価格を実現したものと、「低価格」を目的に大胆に見切りを行うのとは違うと思うんです。
つまり、最低限の機能は残しておいて、シューレースシステムを簡略化したり、フレームを樹脂にしたりするなどで低価格にしたものと、安い価格になるように型抜き優先のシェル形状やチープなバックル、サポートしないインナーなどにしたものとは自ずから違いがあるでしょう。足に合わないブーツを履いているのに、上達しないのを向いていないと考えて辞めたり、嫌いになったりしてはインラインスケートという商品を長く売り続ける上で逆にマイナスになると思うんですよ。
インラインを楽しまれている方は1足で満足せず、次々に買い込む傾向があるようで。つまりメーカー側とすれば一足目に客を”ハメ”てしまえば長期間商売できる。スタンダードなモデルをモデルチェンジなしに作り続けて低価格にし、入門用と位置付ける。これで滑る楽しさを覚えさせてから、新技術を取り入れた高額スケートを買ってもらう・・・これって案外おいしい商売な気がしてきたぞ。
激安インラインがダメ、と言っているわけではありません。ただメーカーには目先の利益にとらわれた安直な製品でお茶を濁すのではなく、末永くスケーターを惑わせる製品を出して欲しいんですよ。
お金を手に入れるまでは自分でなんとかしないとイカンので考えたのが「アロマテラピー」→エッセンシャルオイルをランプで暖めて気化させるアレ
ヒャッキンでランプにキャンドル&エッセンシャルオイルを手に入れて、イザ実行!!部屋中にイランイランの香りが充満する初めての状況にオヤジ興奮!リラックスするどころかラリってきましたよ。ヨメも「わぁ臭う臭う」とハイテンション。(←アホな夫婦)しかしこのエッセンスは”いかにも”感ある刺激の強い香りでしかもすぐ消えちゃう。もうちょっと「クル」のかと思ったのになー(←ヒャッキンなのに贅沢をほざくバカな夫婦)ヨメはそれが不満でネットで5000円もするイランイランを早速注文しておりました。ついでにワタシも「なんか夜中に元気になる香りも注文しろよ(^ω^)」と背中を押す始末(←ネジの外れたイカレた夫婦)
しばらくのめりそうな予感・・・
「ブーツではなく、足にフレームが着いている感じ」とはヌースケさんのご感想ですが、どんな感覚なんでしょうなー。それだけギチギチに締め上げたらムレて大変だろうな、なんて変なコト考えたり・・・。全く未知の世界なんで想像つきません。欠点もあるようですが履いてみたいもんだ。←サロモン党なのに浮気性なワタシ
ところで。ワタシの住んでいる家から車で40分程の所に2つの天文観測施設があるんです。東に行くと姫路市立「星の子館」、西に行くと「西はりま天文台」。どちらも宿泊できて、観測用の天体望遠鏡を貸し出してくれたり、備え付けの望遠鏡を覗かせてくれます。とくに「西はりま天文台」には一般人が覗ける中では世界最大といわれる「なゆた」(口径2000ミリ)がある。家で見るとごま粒みたいな木星もきっと縞模様まで見えるんだろうなー。あぁ、TVや写真でしか見たことのないその縞模様をこの目で確かめたい。ついでに土星の輪も・・・これは行かねばなりますまいな。しかし、どこにもそんな余裕がないぞ。神様、こんなワタシにどうかお休みを下さい・・・
今日の揖保川河川敷は不安定な天候。厚い雲がかなりのスピードで流れていくのが分かります。強い南風とともに雲の影と太陽の日差しとが交互にアスファルトを走り、まるで風でゆれる稲田のように刻一刻と表情を変えていきました。
突然ですが、ワタシは家元です。「ちょう流インラインパラセイル」という流派の。この流派は風が強くてパイロンが飛んでしまう日はさっさとスラロームを諦め、雨傘(パラソル)を帆の代わりにして風をはらんでスケーティング(セイリング)するというもの。今日はかなりの風だったので、家元は「ワンフット強化月間」にもかかわらず、セイリングの技量の向上にいそしんだのであります。
今回はAフレームターンでジグザグに進む際、漕がずに風の力だけで移動するという「ちょう流奥義”風龍”」を極める。(門下生はこのブログを参考書として正しく履修し、修業に励むように)美しく蛇行して、まるで龍が風に乗って天に昇るがごとくの軌跡をアスファルトに描けなければ”風龍”とは呼べません。風の具合を見極めて、いざ!・・・む~ん。ほとんど進まんぞ。確かに前進しているが、セイリングと言うよりは「転がってる」くらいの速度なんですがな。風のはらみ方が悪いのかな?
というわけでいろいろと傘の角度や位置を変えて実験してみました。傘はできるだけ体から遠くに保持する方がいいですな。テコの原理で弱い風でも前進力に繋がるようです。また体が風の抵抗になるので、頭かそれ以上の高さに傘を持っていくとより風を捕まえることが出来そうです。(なんか他の人が見ると不審な格好になるが)しかし、家元の作法が「恥ずかしい」などと感じる不届きな門下生は”ウラセイラー”とみなし、流派に入門せずにインラインパラセイルを行う者と同じくバックでセイリングする罰を与えるものとする。
この「インラインパラセイル」、根本的にヨットと同じ原理で進むわけですから、セイリングの技術はヨットを師とするほうがいいようです。ということはヨットもやってみないと家元としてイカン?(でもどこで乗ればいいんだろ?)
気候がよろしくなってきて、インラインへの情熱が燃え上がっているちょうです。
が、雨です。薄暗いです。明日も雨と予報が言っております・・・
だぁぁぁっ!滑りたいよぉ~ワンフット練習したいよぉ~ぶっ飛ばして風になりたいよぉ~・・・欲求不満が溜まっちゃうじゃないか。これから秋の長雨のシーズン。インラインができない日が多くなりそうです。ったく日本はインラインに向いていない風土なのかしらねぇ・・・はぅ。
ワタシは大抵一人で滑っております。ということはどうしても練習が単調になりがち。ついついサボってしまうんですな。ということで今回は淋しい時は音楽を友に。をカキコしてみたいと思います。
練習はある程度「忍耐」が必要です。単純な動作の習得はとても辛くて、おもしろみのないモノです。しかしその反復練習によって身に付く”条件反射”的動作が考えずに体が勝手に動くためにはどうしても必要になってきます。体が覚えるまで経験を溜め込む。Daddyセンセイ言うところの「滑りの絶対値」を越えないことには思い通りにスケートを操ることは出来ません。
絶対滑らなければいけないのだから、修業ではなく楽しまねば。そこで「携帯音楽プレーヤー」が必須になってくるんですね。(別にラジオでもラジカセでもいい)
ワタシは昨年11月にiPod Shuffle買って滑る時は片時も離さず使用しています。お気に入りの曲でノリノリで滑ることで一人の寂しさが幾分和らぎます。そしてその曲はほとんど変えません。なぜなら決まり切った曲を聴くことで「今はスケーティングモードなんだ」と自分に言い聞かせているからです。つまりここでも「条件反射」を作ろうと意識してるんですな。
ついでに練習メニューもある程度毎回同じパターンにすると「条件反射」が早く身に付くようです。アップ>基礎練>新しい技にチャレンジ>好きなようにガンガン滑る>ダウンみたいな。
強制的にスケーティングモードに自分を持って行く。それは実生活のしがらみから早く抜け出し、楽しいインラインの世界へ入っていける方法でもあります。