この時期になると、会計士さんからアレが足りないコレが足りないと連絡がよく来る。
昔は、その店行って明細コピーしてもらって、他のとこもおんなじようにコピーしてもらって会計士さんのところに持っていって。
まぁ、アナログ。
時間もかかる。
もちろん手間も。
その他仕事でも写真のやり取りなども、フィルムお店に出して、焼きましして、物理ファイルに綴じて…以下アナログ手法
こちらも同じ、時間と手間がかかる
こんなエラソーなこと言ってますが、当時は私もアナログ人間だったので、苦労は感じてませんでした。
それが当たり前だったので、苦に感じる点がそもそもなかったのですが、転機が訪れました。
ある会社に期間限定で出向することになりましたが、その会社が紙こそ使ってますが、やり取りのほとんどアナログじゃなくて電子化。
監査などで使う物や歴史として残しておく物は物理的に紙などで保存。社内での説明や電子対応していない会社に対しても紙。その他は…
私自身電子対応していませんでしたが、出向しているので対応しないといけなくなり、そこの上司になる方に色々と教えて貰いました。
すごく有意義な出向となりました。
ガラケーから調子に乗ってスマホに変えたのもこの時です 笑
話はここからです。
なまくらにデジタル化した私。
文頭で述べた通りに、普段も
「じゃPDFで」とか「TIFFでお願いします」
な~んて生意気に言ってます。
ホント便利になった…はずでした
会計士さんとか、大きい会社はともかく…
そもそも私の周りは元々アナログ。
私だけ出向して、なまくらデジタル…
じゃ、書類PDFで送ってください
と言っても、「は?なにそれおいしいの?」状態。
パソコンあっても出来ませんの方ばかり…
結局の所前と変わらず、現地まで行って書類貰って、私がPDFにして送るという…
相手が若いとか私のようになまくらの場合は、それを一度やれば次からなんとかなったりしますが、相手がアナログ一本の方だと…以下省略
結局は、習ったおかげで苦に感じてしまうと言う悪循環。
毎日やることならともかく、たまにだから覚える必要ないとなるのだろう。現に昔の私がそうだったので気持ちもわかる。
そう考えるとやはりアナログのほうが良かったな…
書類取りに行って
「よーきたなー、飯でもくうかー」なーんてやり取りしてご飯食べて。話聞いて、話しして。孫がどーだの嫁がどーだの。
じゃ長くなったからまた今度ねーって帰るときに
「お、これ持ってけ」って手土産もらって。次行くときは手土産持って来るからーなんて帰って。
色々と不便だけど、人とのあったかい触れ合いとかあったもんなぁ
いつからこんな冷たい世の中になったんだろう…