12月3日(水)15時30分より、本校会議室において
教職員校内研修の一環として「教育講演会」が開催されました。
テーマは「学校教育における部活動の役割」。前石川県立工業高校
男子バレーボール部監督の齋藤佐武朗さんに、講師を務めて
いただきました。講演会には、本校職員だけでなく、多くの市内中学校
や高校の先生方も参加されました。
齋藤佐武朗さんは、金沢の県立工業高校男子バレーボール部の
監督を26年間つとめられ、昭和55年にはチームを全国総体優勝に
導いた名将です。先生はお話の中で、自らの豊富な指導経験をもとに、
生徒を育てる上でご自身が大切にされてきたことを、大変わかりやすく
語って下さいました。
「教えることより教えられることが多い方が、幸せな教師生活を送れる」
「今ほめれば(生徒が)伸びるというタイミングを逃さない!!」
「自分独自の練習法を!(物まねで終わらない)」など、
穏やかながらも説得力たっぷりのお話からは、齋藤佐武朗さんが人間として
持っておられる高い品格を感じる思いでした。
「先生は「偉さ」に振り回される。生徒と対等であるという気持ちを忘れない
でほしい」
齋藤さんのお言葉を胸に、実高教職員一同研鑽を積みたいと思います。