5月12日(火曜日)13時30分より、本校会議室において、
加賀市消防本部の3人の隊員の方々を講師にお招きし、
「AED講習会」を実施いたしました。この講習会は、
教職員校内研修の一環として行ったものです。
今回の講習は、「学校におけるスポーツ事故を防ぐために」
をテーマに、万が一、実高生が運動中に心肺停止状態になったり、
頭部・頸部外傷事故に見舞われた場合を想定して行いました。
人が心停止や心室細動(心臓が小刻みに震え、酸素が脳に供給
できない状況)の状態に陥った時、最初の5分間が生死を分ける
運命の時間となります。
教職員は、緊張感を持って、心肺蘇生法とAED使用法の実習
に臨みました。
もし倒れている人を見たら、1.肩をたたきながら「わかりますか?」
と声をかける→2.反応がなかったら、大声で助けを求め、
119番通報とAED搬送を依頼→3.呼吸を確認する→
4.普段どおりの呼吸がなかったら、すぐに胸骨圧迫を30回
行う→5.胸骨圧迫の後、人工呼吸を2回行う→6.AEDが
到着したら、電極パッドを胸に貼る(電気ショックの必要性は、
AEDが判断する。)→7.ショックボタンを押すという手順で、
繰り返し実習です。
加賀市内で、適切な初期対応によって命が救われた例も
お聞きしました。実高生の安全な活動をサポートするため、
本校教職員はつねに組織的研修をしてまいります。