片山津中学校からの実践的な課題 片山津中学校から生徒用の椅子17脚、机1個、卓球台3台の修理依頼があり持ち込まれました。 何れも普通に使っていて溶接部が外れて使うには危険な状況でした。 そこで業者なら簡単に修理してもらえると考えて見積もりを出したそうです。 ところが、見積額を見て断念したそうです。これに限らず修理するより新しく買った方が金銭的にお得な場合があります。 そこで、ものつくり隊の登場です。有志3人(1年生)が名乗り出てチャレンジしてくれました。 本校の場合、溶接の授業は2年生から始まるので彼らにとっては初めての体験です。しかし、数か所溶接したころには初めてとは思えないほどの技術が身に付き、17脚の椅子は1日程度で溶接は完了しました。その後、溶接部に塗装を2日間かけて施し完成しました。 その後は、卓球台・机と次々に修理が進みました。 このように、使用目的がはっきりとした教材は、使うお客様のことを考えて作業が進むので、より一層の技術向上が見込まれます。素晴らしい教材を与えてくださり有難うございました。