標記の大会が1月11,12日福岡県で開催されメカトロ部の辰見君(電子機械科3年)が出場。マイコンカーは30cm幅のコース上の白線から外れないようにセンサーで認識しハンドル操作と速度を自動制御するロボットである。本人にとっては3年連続(石川県初)北信越地区の代表としての出場となり、学校としても4年連続12回目となる。競技はアドバンスドクラス(上級者)、ベーシッククラス(初心者)、カメラクラス(画像処理)の3つに分かれており、本校は今年もアドバンスドクラスにエントリーした。
大会は、2回の予選走行のタイムにより32強を決め、決勝トーナメントが行われ、速さと確実性が問われる。
初日は、試走2回と予選の1走目があった。試走は2回とも不運なコースアウトを遂げ、予選1回目では完走を目指した設定として臨んだようである。見事完走して24位!完走した車が40台(108台中)と例年通り完走率が低い中完走するだけでも素晴らしいことである。というのも正月の連休中に原因不明の病に罹り、彼のマイコンカーが全く走らなくなっていたので、彼の努力は並み大抵ではない。その原因は未だに解明されていない。
この順位では予選2走目で32強に残れないと判断し、ホテルに帰って走行を解析しながら設定を上げた。
2日目の予選、チーム実高は全員で固唾を呑んで走行を祈るように見守った。しかし、車線変更部で前輪がガードレールに接触しコースアウト。残念ながら予測通り40位と32強には入れなかった。
大会直前に32Hのホーム担任が全国大会出場のため出発することを紹介してくれた。クラスメイトは彼のことを誇らしく感じたようで、温かい言葉をかけてくれたことを担任から聞いた。お蔭で、彼の緊張がほぐれて競技に集中することができたことは間違いない。素晴らしい仲間のいる素敵な学校だと改めて感じた。応援、ありがとう! では、予選1走目の走りをご覧ください。
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