日々の暮らしとYogaと

 
夫とふたり暮らし。心地よい楽しい日常を綴ります。アメリカとカナダの海外生活の記事もあります。YOGA教室を開催中。

君たちはどう生きるか

2011-11-07 | 読書記録
久しぶりに胸にじんと響く本を読みました。

君たちはどう生きるか 吉野 源三郎

小中学生向けの本ですが、学ぶことがたくさんあります。
よかったよ~と主人に話したら、主人も早速読んでいました。

以下、抜粋です。

・・・まず肝心なことは、いつでも自分が本当に感じたことや、真実心を動かされたことから出発し、その意味を考えていくことだと思う。君が何かしみじみと感じたり、心の底から思ったりしたことを、少しもごまかしてはいけない。そうして、どういう場合に、どういうことについて、どんな感じを受けたか、それをよく考えてみるのだ。そうすると、あるとき、あるところで、君がある感動を受けたという、繰り返すことのない、ただ一度の経験の中に、その時だけにとどまらない意味のあることがわかってくる。それが君の本当の思想というものだ。・・・

他にも、「この世の全てのものが関わりあっている」ことを深く感じさせてくれた本でした。

読み終わってから、自分をしみじみ振り返りました。

中学生の時、テニスの大会にチームの3番手で出て、毎試合ギリギリでねばり勝ちして準優勝したこと(優勝戦では負けました…)
大学生の時、初めてオーストラリアでホームスティしたこと。
ボランティアでタイへ養殖池を掘りに行ったこと。
アメリカへ交換留学したこと。

最近はYoga関連が多いですが、5年半前にダラスで暮らし始めたばかりの時にレッスンを受け、瞑想中に涙が止まらなかったこと。
ダラスでインストラクターになり、レッスンに来てくださった方が同じように涙を流したこと。
レッスン後にキラキラした表情でたくさんの感謝の言葉をかけてくれる方々。
お引越する度に涙やハグでお別れしてくれた大切なお友達。

あげていくとキリがないですが、みんなに支えられて生きているんだなと感じました。
よく考えてみようと思います。