女流棋士独立問題…ここに来て、さらに「難解な局面」を迎えていますね。
小生自身も、2月24日に記事をエントリーしましたが、基本的には、その時と大きな心境の変化はありません。
ですが、その時点から、さらに局面が難解になっていることだけは、どうも確かなようですね…。
記事でも述べましたが、女流棋士会は、恐らく『100%子会社の「プロフィットセンター化」』を目指しているように、小生は感じます。
それに対し、“親会社”の日本将棋連盟は「最大限のバックアップをする」と宣言しました。
そこが、まず根本にあると思うのです。
spinoza05さんもおっしゃっていましたが、女流棋士会の『日本将棋連盟からのプロフィットセンター化』に対し、親会社が「応援する」というところに根本があるのですから、それさえ見失わなければ、もめる事は決してないはずです。
今こうして、もめている事自体が、実は奇異な事だと思うのです。
ですが、事態は感情論が入り混じり、どんどん悪くなっています。
nanaponさんも『卒業の季節なのに…』というタイトルの3番目の記事で、そのあたりを大変心配されています。
こんな時こそ、お互い、『大長考』が必要なのではないでしょうか?
小生自身の記事でも語りましたが、今一度…。
『大長考』は良いけれど、でも、その場では絶対に、感情論はなしです。
誰が言ったとか言わないとか…そんな事もなしです。
発展的なことをする時に、建設的な議論にするには、感情論は邪魔です。
感情論は、建設的どころか、時間の浪費しかもたらしません。
そういえば昨日、高知空港で全日空機が胴体着陸という事故が起こりましたね。
ですが、今里機長の冷静な判断が、大惨事を未然に回避しました。
誰一人として、犠牲になる方がおられなかったのは、もう皆さんもご存知と思います。
リスク・マネージメントの最たるものです。
そうです、「胴体着陸」は、今里機長が放った「最善手」だったのです。
パイロット仲間からも「理想的な胴体着陸だ!」と、絶賛されています。
今、求められているのは、そんな『冷静さ』ではないでしょうか?
少し、志向を変えましょう。
2年前のこの時期に放送されたTBSのドラマ『3年B組金八先生』の第7シリーズの最終回に、話題を移します。
卒業式が終わり、武田 鉄矢さん演じる坂本 金八 先生が、3年B組の生徒達に、漢字一字の“手紙”を手渡し、「贈る言葉」をする場面です。
そこには、将棋界でもよく使われている漢字も登場しています。
3つほど、紹介したいと思います。
まず紹介するのは、役名・高木 隼人 君に贈った漢字一文字です。
それは、『正』でした。
高木君にこの文字を贈った金八先生は、こう語りました。
「“一”に“止まる”と書きます。もし何かに迷ったら、はじめの一に戻って止まって、考え直してください。どうか正義の味方の忍者になってください。」
次は、知覚発達障害を持つ、役名・飯島 弥生 さん(演じたのは、女優・岩田 さゆり さんです)に贈った漢字一文字です。
それは、『歩』でした。
飯島さんにこの文字を贈った金八先生は、こう語りました。
「“少し”“止まる”と書きます。急がなくていいから、少し止まりながら、ゆっくり歩いていってください。あなたの無邪気さに、私は何度も救われました。ありがとう。」
最後は、飯島さんの小さな声を聞き続け、心から彼女の友達になった、役名・田中 奈穂佳 さん(演じたのは、女優・石田 未来 さんです)に贈った漢字一文字です。
それは、『聖』でした。
田中さんにこの文字を贈った金八先生は、こう語りました。
「神様からの言葉を、一生懸命耳で聞いているその姿が、この字になったのです。ですから、これからも、耳を欹てて、一生懸命小さな声を聞いてください。ヤヨ(飯島さん)の小さな声を聞き続けてくれて、ありがとう。ヤヨとは、これからも友達でいてくださいね。」
いかがでしょうか?
今の、こんな状況の中にあって、こういった漢字一文字の中に、とても大切なものがあるように思います。
そう思うのは、小生だけでしょうか?
必要な『大長考』なら、どんなに長くなっても良いと思うのです。
建設的な『大長考』なら、どんどんやって欲しいと、むしろ思います。
将棋ファンの大勢の方が、円満な解決を望んでいると思います。
小生ももちろん、その一人です。
事態収束に向け、どうか無事に女流棋士会が独立し、それが成功する事を、ただただ願う次第です。
小生自身も、2月24日に記事をエントリーしましたが、基本的には、その時と大きな心境の変化はありません。
ですが、その時点から、さらに局面が難解になっていることだけは、どうも確かなようですね…。
記事でも述べましたが、女流棋士会は、恐らく『100%子会社の「プロフィットセンター化」』を目指しているように、小生は感じます。
それに対し、“親会社”の日本将棋連盟は「最大限のバックアップをする」と宣言しました。
そこが、まず根本にあると思うのです。
spinoza05さんもおっしゃっていましたが、女流棋士会の『日本将棋連盟からのプロフィットセンター化』に対し、親会社が「応援する」というところに根本があるのですから、それさえ見失わなければ、もめる事は決してないはずです。
今こうして、もめている事自体が、実は奇異な事だと思うのです。
ですが、事態は感情論が入り混じり、どんどん悪くなっています。
nanaponさんも『卒業の季節なのに…』というタイトルの3番目の記事で、そのあたりを大変心配されています。
こんな時こそ、お互い、『大長考』が必要なのではないでしょうか?
小生自身の記事でも語りましたが、今一度…。
『大長考』は良いけれど、でも、その場では絶対に、感情論はなしです。
誰が言ったとか言わないとか…そんな事もなしです。
発展的なことをする時に、建設的な議論にするには、感情論は邪魔です。
感情論は、建設的どころか、時間の浪費しかもたらしません。
そういえば昨日、高知空港で全日空機が胴体着陸という事故が起こりましたね。
ですが、今里機長の冷静な判断が、大惨事を未然に回避しました。
誰一人として、犠牲になる方がおられなかったのは、もう皆さんもご存知と思います。
リスク・マネージメントの最たるものです。
そうです、「胴体着陸」は、今里機長が放った「最善手」だったのです。
パイロット仲間からも「理想的な胴体着陸だ!」と、絶賛されています。
今、求められているのは、そんな『冷静さ』ではないでしょうか?
少し、志向を変えましょう。
2年前のこの時期に放送されたTBSのドラマ『3年B組金八先生』の第7シリーズの最終回に、話題を移します。
卒業式が終わり、武田 鉄矢さん演じる坂本 金八 先生が、3年B組の生徒達に、漢字一字の“手紙”を手渡し、「贈る言葉」をする場面です。
そこには、将棋界でもよく使われている漢字も登場しています。
3つほど、紹介したいと思います。
まず紹介するのは、役名・高木 隼人 君に贈った漢字一文字です。
それは、『正』でした。
高木君にこの文字を贈った金八先生は、こう語りました。
「“一”に“止まる”と書きます。もし何かに迷ったら、はじめの一に戻って止まって、考え直してください。どうか正義の味方の忍者になってください。」
次は、知覚発達障害を持つ、役名・飯島 弥生 さん(演じたのは、女優・岩田 さゆり さんです)に贈った漢字一文字です。
それは、『歩』でした。
飯島さんにこの文字を贈った金八先生は、こう語りました。
「“少し”“止まる”と書きます。急がなくていいから、少し止まりながら、ゆっくり歩いていってください。あなたの無邪気さに、私は何度も救われました。ありがとう。」
最後は、飯島さんの小さな声を聞き続け、心から彼女の友達になった、役名・田中 奈穂佳 さん(演じたのは、女優・石田 未来 さんです)に贈った漢字一文字です。
それは、『聖』でした。
田中さんにこの文字を贈った金八先生は、こう語りました。
「神様からの言葉を、一生懸命耳で聞いているその姿が、この字になったのです。ですから、これからも、耳を欹てて、一生懸命小さな声を聞いてください。ヤヨ(飯島さん)の小さな声を聞き続けてくれて、ありがとう。ヤヨとは、これからも友達でいてくださいね。」
いかがでしょうか?
今の、こんな状況の中にあって、こういった漢字一文字の中に、とても大切なものがあるように思います。
そう思うのは、小生だけでしょうか?
必要な『大長考』なら、どんなに長くなっても良いと思うのです。
建設的な『大長考』なら、どんどんやって欲しいと、むしろ思います。
将棋ファンの大勢の方が、円満な解決を望んでいると思います。
小生ももちろん、その一人です。
事態収束に向け、どうか無事に女流棋士会が独立し、それが成功する事を、ただただ願う次第です。