昨日から、三重県伊勢市で開幕した、『第20期 竜王戦』の第2局…。
2日目の今日、勝敗が決しましたね
。
結局、144手まで、後手番の挑戦者・佐藤 康光 二冠が、渡辺 明 竜王を敗って、1勝を返すことに成功
。
このシリーズの戦績を、1勝1敗のタイに持ち込みました
。
さて、本局を少し振り返りましょう。
1日目の封じ手前の40手目に、後手番の佐藤二冠が△1四歩と1筋の歩を突いたところで指しかけとなりました。
そして、封じ手の41手目ですが…検討はされていた▲5八金でした。
第一感は、端歩の突き合いで▲1六歩と思ったのですが
…ここは、やはりプロの大事なタイトル戦です。封じた渡辺竜王しか、ここでのこの手の意味は分からないと思います。
可能性がある4手のうちにはあった手でしたので、勉強する材料にはなったと前向きに捉えたいですね
。
その後は、一進一退だったように思います。
後手の佐藤二冠にも、解説の鈴木 大介 八段が「感想戦で聞いてみたい」と語った疑問手(56手目△7三銀左)もありましたし、終盤は、渡辺竜王陣に持ち駒も含めて、いつの間にか金と銀が集まっている局面もありました。
逆転したとしたら、126手目の△5九馬を受ける129手目に持ち駒の金を▲6九金とあわせた局面から、数手進み、後手の佐藤二冠が放った132手目の△8九銀でしょうか
。
それまでは、終盤は渡辺竜王の方が、盤面広く使った攻めが続いていたように思います。
本当にこの手が逆転の一手だったとしたら、ひょっとしたら、昨年の第3局に渡辺竜王の「ゴッドハンド」から放たれた△7九角に肩を並べるほどの「大発見手」だったかもしれません。
ただ、それは、佐藤二冠が奪取した場合に、より価値が高められると思いますので、この手が流れ全体を変えたとは、まだまだ言い難いでしょう。
なぜなら、シリーズの戦績が振り出しに戻り、“五番勝負”と捉えたら、次が“第1局”だからですね。
今期シリーズの序盤のポイントは、次の第3局にあるように感じます。
とにもかくにも、ファンを大切になさる渡辺竜王です。
本局は残念な結果になりましたが、ご自身のブログで、この対局をじっくり解説して下さることでしょう
。
封じ手や、逆転を食らった局面での心境などをどう語ってくださるか…じっくり待ちたいと思います
。
実は
…。
今日も、体調回復が思わしくなく
、一昨日実験をしようとして準備しっぱなしの器具を片付けるためだけに出社して、年休取得の手続きをして、静養に努めていました
。
この休養を「これ幸い」に思って、ネット中継の画面にかぶりついていると、頭痛もあったので、これまた気分が悪くなりそうな気がしたので
、午前と午後のそれぞれ1時間半くらいは、横になって休んで
いました。
これで完全にリセットはできたのかな…とは思いますが…どうでしょう
。
(実際は、業務をこなしてみないと分かりませんが
…。)
夕方のBS2の中継は起きていましたので視聴しましたが、このときは、渡辺竜王の方が「良い」との見解でした。
ですが、結果は逆となっています
。
夜更かしすると、元の木阿弥ですので、ダイジェストはビデオに録画して、後日しっかり逆転の局面など、勉強したいと思います
。
さて、1勝1敗のタイとなったこのシリーズの「ポイント」ですが…
ディフェンディング・チャンピオンの渡辺竜王が佐藤二冠の挑戦を再び退けて防衛し、「前人未到」の4連覇達成で、『永世竜王』に王手をかけるのでしょうか
…
挑戦者の佐藤二冠が、昨年のフルセットで奪取が叶わなかった悔しさを内に秘め、今度こそ渡辺竜王を倒して、昨年の雪辱を果たすのでしょうか
…
この2点でしょう
。
見所たっぷりの竜王戦…第3局は、11月13日と11月14日の2日間、北海道札幌市で行われます。
小生にとっては、11度の月次報告&
英語との格闘
成果の発表が21日ですので、多忙モード
に突入するころかもしれませんが
、棋譜は拝見できるだけのキャパシティーだけは、小生の中で作っておこうと思っています
。
楽しみですね
。
ところで余談ですが…
三重県伊勢市といえば…「伊勢神宮」が観光名所ですよね
。
小生の会社のもう一つの大きな工場が三重県にある関係で、同期入社の仲間が数人、三重県に住んでいます。
入社間もない頃の研修で、その三重県を訪れたことがあるのですが、その時に同期に案内してもらって、伊勢神宮の内宮と外宮…両方共にお参りさせて頂きました。
結構壮大かつ厳粛な雰囲気を醸し出していたように記憶しています。
実はこの第2局の棋譜が、伊勢神宮に奉納されるとのことです
。
そう考えると、やっぱり将棋は格式高いものなんだな…と感じます
。
一方で…最近、世間を宜しくない意味で騒がせてしまった名物『赤福』や『御福餅』でも有名ですよね。
ところが、これが賞味期限の偽装が明らかとなり、イメージダウンに繋がってしまいました
。
それはそれで残念なことかもしれませんが、この竜王戦第2局の舞台となったことをうまくアピールして、町全体に元気が取り戻せたら…良いですよね。
そう願いたいです
。
2日目の今日、勝敗が決しましたね

結局、144手まで、後手番の挑戦者・佐藤 康光 二冠が、渡辺 明 竜王を敗って、1勝を返すことに成功

このシリーズの戦績を、1勝1敗のタイに持ち込みました

さて、本局を少し振り返りましょう。
1日目の封じ手前の40手目に、後手番の佐藤二冠が△1四歩と1筋の歩を突いたところで指しかけとなりました。
そして、封じ手の41手目ですが…検討はされていた▲5八金でした。
第一感は、端歩の突き合いで▲1六歩と思ったのですが

可能性がある4手のうちにはあった手でしたので、勉強する材料にはなったと前向きに捉えたいですね

その後は、一進一退だったように思います。
後手の佐藤二冠にも、解説の鈴木 大介 八段が「感想戦で聞いてみたい」と語った疑問手(56手目△7三銀左)もありましたし、終盤は、渡辺竜王陣に持ち駒も含めて、いつの間にか金と銀が集まっている局面もありました。
逆転したとしたら、126手目の△5九馬を受ける129手目に持ち駒の金を▲6九金とあわせた局面から、数手進み、後手の佐藤二冠が放った132手目の△8九銀でしょうか

それまでは、終盤は渡辺竜王の方が、盤面広く使った攻めが続いていたように思います。
本当にこの手が逆転の一手だったとしたら、ひょっとしたら、昨年の第3局に渡辺竜王の「ゴッドハンド」から放たれた△7九角に肩を並べるほどの「大発見手」だったかもしれません。
ただ、それは、佐藤二冠が奪取した場合に、より価値が高められると思いますので、この手が流れ全体を変えたとは、まだまだ言い難いでしょう。
なぜなら、シリーズの戦績が振り出しに戻り、“五番勝負”と捉えたら、次が“第1局”だからですね。
今期シリーズの序盤のポイントは、次の第3局にあるように感じます。
とにもかくにも、ファンを大切になさる渡辺竜王です。
本局は残念な結果になりましたが、ご自身のブログで、この対局をじっくり解説して下さることでしょう

封じ手や、逆転を食らった局面での心境などをどう語ってくださるか…じっくり待ちたいと思います

実は

今日も、体調回復が思わしくなく


この休養を「これ幸い」に思って、ネット中継の画面にかぶりついていると、頭痛もあったので、これまた気分が悪くなりそうな気がしたので


これで完全にリセットはできたのかな…とは思いますが…どうでしょう

(実際は、業務をこなしてみないと分かりませんが

夕方のBS2の中継は起きていましたので視聴しましたが、このときは、渡辺竜王の方が「良い」との見解でした。
ですが、結果は逆となっています

夜更かしすると、元の木阿弥ですので、ダイジェストはビデオに録画して、後日しっかり逆転の局面など、勉強したいと思います

さて、1勝1敗のタイとなったこのシリーズの「ポイント」ですが…




この2点でしょう

見所たっぷりの竜王戦…第3局は、11月13日と11月14日の2日間、北海道札幌市で行われます。
小生にとっては、11度の月次報告&





楽しみですね

ところで余談ですが…
三重県伊勢市といえば…「伊勢神宮」が観光名所ですよね

小生の会社のもう一つの大きな工場が三重県にある関係で、同期入社の仲間が数人、三重県に住んでいます。
入社間もない頃の研修で、その三重県を訪れたことがあるのですが、その時に同期に案内してもらって、伊勢神宮の内宮と外宮…両方共にお参りさせて頂きました。
結構壮大かつ厳粛な雰囲気を醸し出していたように記憶しています。
実はこの第2局の棋譜が、伊勢神宮に奉納されるとのことです

そう考えると、やっぱり将棋は格式高いものなんだな…と感じます

一方で…最近、世間を宜しくない意味で騒がせてしまった名物『赤福』や『御福餅』でも有名ですよね。
ところが、これが賞味期限の偽装が明らかとなり、イメージダウンに繋がってしまいました

それはそれで残念なことかもしれませんが、この竜王戦第2局の舞台となったことをうまくアピールして、町全体に元気が取り戻せたら…良いですよね。
そう願いたいです
