Being on the Road ~僕たちは旅の中で生きている~

日常の中にも旅があり、旅の中にも日常がある。僕たちは、いつも旅の途上。

美麗的日本和我 (美しい日本と僕)/彩の国散策物語 第6回

2022-05-01 16:33:55 | 旅行

2022年の記録

4月に入り、桜を求めてワラビスタンを自転車で散策した時の記録。

 

 

三学院三重塔としだれ桜

 

 

全国の市の中で最も面積が狭い蕨市なので、自転車で1時間も掛けずに周遊できる。桜の木はいたるところにあるが、ガイドを見て目に留まったところが、三学院と南町桜並木遊歩道である。

 

 

三学院の境内は、いつ来ても手入れが行き届いている。罰あたりな下衆の僕は「葬儀場経営が、巧いのだろう」と思ってしまう。

満開をすぎて、葉桜がチラホラ目についたが、和的な美しさで絵になる。

 

 

南町桜並木遊歩道は、僕の住まいをはさみ三学院とは逆の南方にある。全長600米ほどの遊歩道で、元々が用水路だった場所だ。(現在は暗渠) 両岸に植えられていた桜の木がそのまま残って、桜のトンネルを形成している。途中途中にはいくつものオブジェやベンチなどが置かれているなど、日常の通用路としてだけでなく憩いの場としても利用されている。

 

 

【メモ】

中国を除くと、コロナも収束に向かっている。アメリカでは、公共交通機関内のマスク着用義務が撤廃された。そもそも、アメリカ人は、何ゆえにマスクを嫌うのだろうか?なるほどと思う解説を聞いた。

マスクをすると顔の半分が隠れ、表情を読み取れなくなるからだという。多様なバックグラウンドを持つ人のいるアメリカでは、日本のような阿吽の呼吸は通じない。自分の意思は、言葉にしないと伝わらない。しかし、言葉だけでは、微妙なニュアンスを汲み取ることができないので、表情を見る必要がある。しかし、マスクをしていると、それが極めてむずかしくなる。アイコンタクトで、通じあえるのは、日本人だけか?

仕事柄重要な交渉は、対面で実施している。コロナ禍で対面交渉ができないときは、交渉を先延ばしにした。先延ばしにできない交渉は、ギリギリまで詰めずに“いい塩梅” の決着に甘んじた。

 

それにもう1つ、アメリカ人は、強制されることを極端に嫌う人たちなのである。なぜなら、アメリカ建国の理念は、“自由”であるからだ。

 

日本人は、コロナ終息までは、強制されなくても、自らマスクをするだろう。元々、日本では、マスク着用は、法令で強制されていない。(だから、訳の分からない議員やら飛行機搭乗客が出現する) 但し、同調圧力という強制で、おとなしくみなんがマスクを着用している。

 

今となっては、マスクは、ズボンか、スカートみたいなものになっている。暑くなると、居室では、ズボンを履かずトンクス一丁でいるが、どんなに暑くても外に出るときは、ズボンを履く。

 

 

旅は続く