Being on the Road ~僕たちは旅の中で生きている~

日常の中にも旅があり、旅の中にも日常がある。僕たちは、いつも旅の途上。

美麗的日本和我 (美しい日本と僕)/川崎

2022-05-16 23:05:13 | 旅行

2022年の記録

海外の街歩きをした気分になりたくて、川崎に行ったときの記録。

 

 

今日のハイライト、画像処理で、コントラストと彩度を上げた。

 

 

東京駅から川崎駅まで約18分。それに対し、川崎駅から市内の津田山駅まで23分、広い川崎市である。(海芝浦駅は、横浜市鶴見区)

 

 

川崎駅前にあるラ・チッタデッラは、イタリアのヒルタウン(丘の上の街)をモチーフにデザインされた商業施設である。造られた街、イミテーションではあるが、早朝の人通りのない街を歩いていると、カシュガルの旧市街を散歩していた日が蘇る。中国の西は、西洋の入り口、すべての道はローマに続く。

 

 

ラ・チッタデッラから10分ほど歩くと、日本聖公会川崎聖パウロ教会がある。礼拝堂は1983年起工なので、いわゆる歴史的建造物ではない。

日本聖公会は、英国教会を母体として誕生した「カトリックとプロテスタントの中道(架け橋:Bridge Church)としての性格をもつ」キリスト教会派である。

 

 

日本基督教団川崎境町教会も現教会堂は1977年起工、教会建築物としては新しい部類である。日本基督教団は、純プロテスタントの会派である。

川崎の街を散策していると、ハングル文字などが目立つ。朝鮮半島ルーツの住民が多い

 

 

川崎駅からJR南武線で津田山駅へ。駅からしばらく歩いたところに溝の口キリスト教会(日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団)がある。1990年竣工のアメリカ開拓時代のデザインを模した白亜の2代目教会堂が美しい。

 

 

ラ・チッタデッラと教会巡りをした日と別の日、海に沈む夕陽が見たくなり会社帰りにJR鶴見線海芝浦駅に寄った。昼間は晴天だったが、夕方になると雲が出て、西の空が、薄っすらと焼けた。

 

 

【メモ】

最初にお断りしておく。

僕は国(政府)と国民は、別ものとして考えるべきだと思っている。仮にロシアが日本に軍事侵攻したとしても、ロシア人というだけで、敵視すべきではないと思う。

 

先週、尹錫悦氏が韓国大統領就任した。文在寅前大統領時代に悪化した日韓関係の改善を期待する声を聞くが、僕はどうにも明るい気持ちになれない。文在寅前大統領を指示していた訳でもない。後述するが、文在寅前大統領のトンデモ政策に迷惑してきた。

朴槿恵元大統領時代に締結した慰安婦問題日韓合意(日韓間の慰安婦問題の最終的かつ不可逆的な解決を確認)を「前政権がやったこと、俺は認めない」と、ちゃぶ台返しをやったのだ。そして、決定的なことは、元徴用工訴訟と資産売却命令を司法が判断したことと放置した。前政権の合意を反故にするなら慰安婦も徴用工も大日本帝国の問題、「日本国の知ったことか」と言いたいが、それを言ったらお終い、国家としての信用も何もなくなる。

途上国の独裁政権の話ならばともかく、韓国は、先進国だと思っていたのに残念だった。

徴用工訴訟企業リストに僕の会社も載っているし、現地法人もある。韓国企業との取引拡大の提案をしても、「韓国企業、信用できるのか?」と反対されれば、反論できない。「今は時機が悪い」と韓国人社長に伝えると、「我々は誠実な商売をしてきたのに・・・・・・」(実際、日本企業以上に誠実だった)

6年先(大統領の任期)の闇を覚悟しなくてはならない。賞味期限6年のビジネスなど、やっていられない。

 

フィリピン大統領選で、ボンボン・マルコス氏が当選した。そう、あの悪名高き独裁者マルコスの子息の圧勝である。「フィリピン国民が何を考えているのか?」 僕には、まったく理解できない。

 

 

旅は続く