Being on the Road ~僕たちは旅の中で生きている~

日常の中にも旅があり、旅の中にも日常がある。僕たちは、いつも旅の途上。

美麗的日本和我 (美しい日本と僕)/下野探訪記 第7回

2022-05-28 17:30:30 | 旅行

2022年の記録

矢祭に行った翌日、隣り町の栃木市を散策した時の記録。

 

 

小江戸・栃木蔵の街は、自宅のある下野市に隣接する栃木市中心部の観光名所である。廃藩置県当初、栃木県の県庁所在地であったが、県庁が宇都宮市に移った後は、栃木県の一地方都市に納まってしまった。そのことで、レトロな街なみが生きたまま残っている。

 

 

あらためて地図を眺めてみると、栃木市が県の南端近くにあることがわかる。バランスを考えると、宇都宮市の方が、県の中心になるのだろう。また、幹線である東北本線を外してしまったところも、県庁を移すことになった理由かもしれない。

 

 

栃木市役所駐車場(旧福田屋百貨店立体駐車場)にクルマを停めて散策をスタートする。JR栃木駅へ真っすぐ続くメインストリートを南下。観光客が増える前の朝のレトロチックな商店街。

 

 

カトリック栃木教会は、栃木駅近くにある。教会、建造物の沿革はわからないが、自宅から比較的近い教会なので、何度か訪問している。(扉の上に「1952」の数字が記されているので、1952年献堂なのだろう)

 

 

cafe15は、僕好みのピンク色の板壁の洋館。不定期営業のためか、入館したことはない。コロナ前以来なのだが、ピンクの色が一段と褪せたが、この褪せ加減、それは、それで味があると思う。

 

 

北上し、最後に栃木市役所別館を見てと思っていたのだが、栃木病院まで行ったところで、同行の愛犬が、暑さでへばってしまった。高齢犬でもあり無理は禁物。前回散策の時は、改修中だったので、行きたかったものの無理して行く理由はなく、散策を終了した。

 

 

【メモ】

少しずつコロナ収束に向かっている日本。GWあとの新規感染者数増加も数日後には、減少に転じた。私事で恐縮だが、海外出張も計画できるところまで来たので、ワクチンの3回接種証明を取得した。(と言っても、ホームグランドの中国は、まだ、まだ、だけど)

訪日観光客の受入も発表された。しかし、腑に落ちないことが1つ。訪日観光客の受入に反対するつもりはないが、最もリスクの高い国・地域からの入国者を除くと、入国時のPCR検査を免除することである。(最もリスクの低い国・地域からの入国者に至っては、3回目ワクチン接種も不要である。) もちろん、待機措置も必要ない。日本政府は、PCR検査や抗原抗体検査の実施数を何が何でも少なくしたいのである。これは、もう、絶対、何かの利権が絡んでいるとしか理解できない。

 

 

旅は続く