Being on the Road ~僕たちは旅の中で生きている~

日常の中にも旅があり、旅の中にも日常がある。僕たちは、いつも旅の途上。

美麗的日本和我 (美しい日本と僕)/下野探訪記 第13回

2023-07-02 22:19:44 | 旅行

2023年の記録

梅雨の晴れ間、日帰り避暑に奥日光や霧降高原に行った時の記録。(2回分)

 

 

奥日光・緑の森、下界の猛暑を忘れさせる自然な涼空間が広がる。

 

 

下野市の自宅から1時間半圏内に日光国立公園があることは、感謝すべきことだ。何しろ世界的な観光地に天気を確認してから日帰りの散歩に行けるのだから。

 

 

日光に行く途中にある鹿沼市の磯山神社は、あじさいの名所として地元では知られている。朝8時前には、大勢の観覧客が出ていた。

 

 

東京からの観光客が来る前の時間帯にいろは坂に到達すれば、渋滞することなく1時間ほどで奥日光へ。

 

日陰に入れば、下界と違った自然な涼しさを感じられる。クルマのバックドアを跳ねあげ、折り畳みのチェアとテーブルを拡げ、セブンで買ってマイボトルに詰めてきたアイスコーヒーを再びカップに注ぐだけで、至福のひととき。何とコスパの良い男。(笑)

 

 

今まであちこちでシカに遭遇したが、人間の存在に気がつくと、直ぐに背を向けて森の中に消えていった。ところが、今日は違った。僅か数メートルのところに佇み、「背を向けるのは、お前だ!」とばかりに動こうとしない、それどころか、威嚇する気配まで。体あたりされれば、ひとたまりもない、角のない雌シカなのが、不幸中の幸いか。

 

 

クリンソウは、北海道、本州、四国の山間地の、比較的湿潤な場所に生育し、せせらぎや渓谷の湿地などに時に群生する。高さ30-90cmほどになり、日本に自生するサクラソウ科の植物のなかでは最も大型である。と言うのは、Wikipediaのコピペ。無知な僕は、何も知らずに奥日光・温泉寺に群生するクリンソウをカシャ。

 

 

ニッコウキスゲを見ようと早朝に霧降高原のキスゲ平園地に行ったもののすでに駐車場満の大混雑、潔く諦めてパスして、その先の大笹牧場で、濃厚なソフトクリームを食べたあと、川治温泉の足湯で休憩、昼食を摂り帰宅。

 

 

【メモ】

以前にも書いた愚痴だが、あいかわらず1階の集合ポストには、あふれるほどのチラシが連日投函される。自慢ではないが、そのチラシが役に立ったことは1度もない。以前は、集合ポスト下にある不要チラシ用のダストボックスにそのまま捨てるだけだったが、そのダストボックスに家庭ゴミ捨てる不届き者がいて、ダストボックスが撤去されてしまった。そんな訳で、毎日、チラシの束を持ち帰り、週2回のゴミ収集日に有料のゴミ袋に入れて排出する、まったく腹立たしい。 「無断でチラシを郵便ポストに押し込むのは、廃棄物の不法投棄じゃないのか?」 と声を荒げたくなる。(まぁ、投函する側は、廃棄物の認識はないので、話にならないだろうな。)

 

ゴミ出しをバカにしてはならない。賃貸であっても、不動産物件を探すときは、ゴミ出しルールが守られていない地域、集合住宅は避けた方が良いと言われるほどだ。

 

廃棄物といっても、ほとんどの廃棄物は、資源にリサイクルできる。肝は分別だ。排出者にとって、廃棄物は“不要物”だが、収集されリサイクルするときには、列記とした“商品”になる。家庭ゴミも産業廃棄物も排出段階で、正しく分別されるのがベストなことは、言うまでもない。

 

「廃棄物の話を始めれば、キリがない」というのも、かつて廃棄物処理装置製造や廃棄物処理に関わる仕事に興味を持って携わっていた。ほんとうに奥が深い世界なのだ。

 

リサイクルのむずかしさは、既述したように“不要物”と“商品”のチグハグだ。“不要物”なのだから異物の混入ゼロを求められないが、“商品”は、異物混入はもちろん、品質を一定にしなくてはならない。また、需要を考慮して“不要物”の発生を制御することもできない。品質や需給は、コストを投じて調整するものだが、多くのリサイクル品は、悲劇的に低価格で、行政の補助でシステムを維持しているので、今まで以上にコストを投じることなど、期待できない。企業イメージをアップする再生紙を使った名刺の方が、高コストなのは、知る人ぞ知る現実だ。

 

 

旅は続く