Uさん、おはようございます。
例のごとく、本日は休務日ですので、午前中から記事投稿致します。
PRIMAREのパワーアンプ、A34.2を入手しました。
入手の経緯やその他の事柄は、そのうちもう少し詳しい記事を投稿する予定です。
さて、このA34.2。
慣らしもかねて、少し前から音を出しています。
勿論、プリアンプは、PRE30です。
輸入代理店である、Naspecが作った取扱説明書によると、エージングに200~300時間掛けろとあります。
一日1時間のリスニングタイムですと、半年から10カ月程度かかることになります。
それまで本領発揮とはいかない、となれば、かなり辛いところです。
いつものようにこの個体は新品ではなく中古品でありますが、それほど使った形跡もありません。
ということで、入手してからずっと電源を落とさず通電したままにしています。
音は…ガサツキが感じられ…恐れていたデジタルアンプ臭さ(高域の歪感)がわずかにあり…現段階では評価は控えます。
ところで。
年に数回行く、消化器系のクリニック。
室内に音響配線をしなかったせいなのか、天井の埋め込みスピーカーは無く、BGMを東芝のハンディポータブルCDプレーヤーで流しています。
音源はFM放送ではなく、CDらしいです。
流れていたのは、ショパンだと思います。
たまに音が消えます。
CDを最後まで再生して音が止まるのです。
音が無くなったことに気が付いた受付の職員が、プレーヤーの再生スイッチを押し直してBGM再開、という原始的な利用方法です。
音は決定的に低音が不足しています。
帯域が狭くて、音の分離が悪いです。AM放送を流しているような見通しの悪さでがさついた音。
つまり歪感のある紙臭いラジカセの音です。
この音をじっと聞きながら、我ながら心の中で思いました。
ウチのPRIMAREコンビも大して変わらない...。
1万円ぐらいのハンディCDプレーヤーと、希望小売価格70万円近い金額のアンプのセット。
しかもアンプだけでこの金額です。
これに少なくともプレーヤーとスピーカーの金額が加わるんですから、想像しただけでも涙が出ます。
勿論、音量を上げれば違いは明白になりますけれど、基本、慣らし運転中は最低音量でのアイドリングです。
音だけを聞けば、少し前なら速攻(古い表現ですね)で、オークション行きです。
でもですね、以前よりは気が長くなった、つまり機器評価に時間を掛けるようになったので、PRIMAREコンビは直ぐに手放そうとは考えません。
これからゆっくり成長させます。
ではこれで失礼します。